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何も考えたくない
そう思う時がある
その時は決まって
頭が真っ白になる
何も考えたくない
何も考えられない
ただ広い白の中に
小さな一つの人影
俺に向けて微笑む
俺に向けて手招く
何故かその景色は
どことなく泣けて
なんとなく嬉しい
涼
涼
涼
涼
涼
その夢を見た後は
俺の心臓が消える
ただ寂しさが残る
ただ虚しさが残る
そうやって毎日が
繰り返されていく
ひどく長い毎日が
永遠に続いていく
そんな事を考えた
涼
涼
涼
涼
涼
とある一通の手紙
涼
白い手紙を裏返す
涼
涼
涼
涼
涼
涼
突然目の前が歪む
世界が壊れる様に
自分が崩れる様に
記憶の波が見える
いつの日かの記憶
これは涙だろうか
目の前がさざめく
ある人の声がした
聞き覚えのある声
耳を澄ますとふと
朧気な記憶が蘇る
aika
aika
りょう
りょう
aika
aika
aika
aika
りょう
aika
aika
aika
aika
りょう
aika
aika
りょう
りょう
思い出せない記憶
aika
りょう
aika
aika
aika
りょう
aika
aika
aika
aika
aika
aika
忘れ去られた記憶
aika
aika
aika
aika
ずっと忘れていた
aika
りょう
aika
りょう
aika
aika
やっと思い出した
aika
りょう
aika
りょう
aika
無くしていた記憶
存在していた記憶
aika
りょう
aika
aika
aika
りょう
りょう
りょう
愛おしかった記憶
愛らしかった記憶
aika
aika
aika
aika
aika
りょう
aika
涼
この白い夢は
永遠に続くと思った
頭の中を
グルグルと
八の字に回る
ただそんな夢
でも...
そんな夢はもう
見る事はないだろう
涼
涼
aika
aika
おわり