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コメント
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俺は、今すげー不機嫌。
｢先輩！先輩、好きです！｣
って毎日のように言ってきた奴が最近は俺のことなんて気にもせずに他の男とずっと喋ってるんだぞ？
うざい奴がいなくなって、良かったはずなのに。
「……なんかムカつくんだけど」
このモヤモヤはなんだろう？
❁クールな先輩×直球後輩❁
______________________________
………イライラ、イライラ
俺は、今最高潮に不機嫌だ。なのに空気をよまない（よめない）奴が1人いる
潤
大輝
夏という暑苦しい中抱きついてくるコイツの気が知れない。
潤
大輝
潤(じゅん)を適当にあしらい、イライラの元凶ある窓の外を頬杖をつきながら再び見る
……なんだよ、あれあんな近くなくても良いんじゃねーの。
潤
俺の目線の先を追ったのか知らないが一番ばれたくない奴にばれた。
潤
全て分かったかのように、ニヤニヤと気持ち悪い笑を浮かべている潤に「チッ」舌打ちしてやった
潤
潤
つーか、こっちが聞きてーわ。
_________________________________
俺と結の出会いは保健室だった
するとそこに結がいた
でも丁度保健の先生がいなくて手当をしないでいたから
俺は結の手当をした。
大輝
結
結
大輝
結
それから三日後
俺は潤と昼飯を買いに行こうとしたら突然、、、
「冴島先輩(さえじま)！！」と後から呼び止められた。
めんどくさいな……と思いながら後ろを向くと、そこには三日前保健室で会った女がいた。
俺を先輩って、読んだってことは、後輩だったんだ。
結
結
結
大輝
全く理解できない、どうしたらそうなった？
周りにいる人が俺らを見て通る
大輝
俺がそう言うと下を向く女
さっさと買いに行かないと昼飯が無くなる……。
そう思い女に背を向けて歩こうとした時、グイッと掴まれる
結
……は？馬鹿じゃねーの。
大輝
結
へー、まぁ一生無理だけど。
大輝
棒読みで感情なんてないのに「はい！」と嬉しそうに笑って帰って行った
______________________________
その日から毎日、昼休み・放課後は絶対俺達のクラスにやってくる。
会ったら、隙あれば話しかけてくる。人というのは怖いものでそれが2週間もすれば当たり前になってしまっていた。
最初の頃はうざいと思っていたけど、
別にあいつと居たり、話したりするのは嫌ではなかった。
______________________________
けどここ一週間連絡もなしに来ないと思ったら、他に男が出来たのかよ。
散々俺を引っ張り回してたくせに、あの馬鹿女。
これ以上アイツ(ら)を見てると、イライラが爆発しそうだから目線を前に向けた。
なのに、コイツは……
潤
大輝
潤
大輝
ガタン！！
思わず大きな音をたてて、立ってしまう
大輝
ポツリと溢れてしまった本音。
______________________________
俺は本能のままに教室を飛び出した。
……なんなのアイツ。
散々俺の事、振り回したくせに、好きな男ができたから俺のことは知らんぷりかよ。
……つーか間接キスなんて他の男としてんじゃねーよ。
赤い顔、他の男に見せてんじゃねーよ
……そんなの全部俺だけにしろよ。
______________________________
大輝
ドンっとアイツと男の間に足を入れる
結
衝撃で、こちらを見たアイツが、あの日と同じように俺を見て目を大きく見開かせていた。
大輝
そう言って唖然とするこいつの手首を強引に引っ張って連れ去った
結
状況をまだ把握していないコイツは、困惑しているようだった
そんなこいつを近くの空き教室に入れ、扉に押し付けた。
結
こいつの潤んだ瞳には余裕のない俺が映っていた。
大輝
かっこ悪いセリフなのに、顔を赤させるコイツ。
結
遠慮がちにでもちょっと期待しているという声で、おずおず聞いてくる。
『嫉妬』
コイツに言われて初めて俺、アイツと仲良くしていた男に嫉妬していたんだと気付く
大輝
コイツの肩にコテンと顔を乗っける。
赤くなっている顔を見られたくなくて。
結
大輝
結
結
結
そんな話し聞きたくなくて、コイツの細い両手首を掴んで壁に押し付け強引にキスをした。
結
大輝
ポツリと拗ねたように言うと、コイツはクスリと小さく笑った
……その笑った顔、すげー可愛い。と、がらになく思ってしまった。
結
結
「改めて言うと恥ずかしいですね」と言ってへにゃりと照れ笑いする彼女が可愛すぎて思わず抱き締めてしまった。
そして、耳元で、
大輝
彼女の欲しい一番の言葉をあげると
結
と言ってもっとぎゅっと抱きしめてくる
……なんなの、コイツ、可愛すぎ
可愛すぎてムカつくんだけど。
こんな可愛い生き物一生離してやんねーから
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