テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ふと空を見上げた
貴方が微笑んでいるような
あたしを見守ってくれているような
そんな気がして思わず呟いた
亜矢
もう会えないと分かっていても
こうして空を見上げることで
いつも救われている気がした。
蒼
蒼
蒼
蒼
ディスプレイに表示された通知
隣のクラスの人からだった
亜矢
亜矢
蒼は私の1つ上。
だけど病気のせいで出席日数が足りなくて1年留年していた。
去年から私は蒼の存在に気付いていた
蒼
蒼
亜矢
亜矢
~翌日~
蒼
亜矢
彼は約束通り私のクラスに遊びに来てくれた
過去にSNSでやり取りはしていたものの、こうして顔を見て話すのは初めてだった。
蒼
蒼
蒼
この日から蒼は毎日私の所にきてくれた。
私はここ最近学校休みがちで、
それも気にして蒼は私に会いに来てくれていた。
蒼
蒼
亜矢
亜矢
彼が見せる笑顔からは持病を持っているなんて想像もできないくらいいつも元気だった
亜矢
珍しく彼の姿を見なかったから私は彼のクラスへ足を運んだ
亜矢
希
そう答えてくれたのは彼の親友の希くんだった。
亜矢
私も学校を行かなくなっていた
それから数ヶ月私は彼の姿を見なかった