私は、沈んでいく
初めは光を感じた
きっと意識がないんだ
口からは泡が出ていた
ポコンッ
ポコンッ
って
目は開けないが
1人ではないと感じた
ユメ
胸の中で深呼吸
私の身体を満たした
目は開けないが
周りが暗くなって
意識はないが
身体が冷たくなった
だけど
1人じゃなかった
目は開けないが
確かに感じた
誰かも沈んでいる
沈んでいく
遠く遠く
果てしなく
忘れないでほしい
私たちのこと
いつかは
瓦礫と元に
見つかるかもしれない
それまで…
忘れないでください
新しい芽吹きに
そっと伝えて
あの日の私を
…
ポコンッ
ポコッ
…
…
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