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えりか先輩に、木村先輩は私のことは本気じゃなかったと聞かされた
そして木村先輩は、えりか先輩のことが好きだということも
私はようやく涙が収まり、立ち上がって教室に戻った
教室には誰もいなくて、私のスマホとカバンだけが机の上にあった
スマホには、先輩からたくさんの通知が来ていた
きむら
きむら
不在着信
きむら
不在着信
きむら
きむら
きむら
不在着信
きむら
きむら
先輩めっちゃLINEしてくれてる…!
今日は、どこか行く約束してたんだっけ…
木田ひなこ
木田ひなこ
木田ひなこ
きむら
きむら
木田ひなこ
木田ひなこ
私は急いで階段を降り、靴箱のある玄関へ走った
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
やっぱりえりか先輩の話は嘘なのかな…
疑いたくないけど、ちゃんと話さないと…
私はその後先輩とカフェに行き、プリクラを撮って家に帰った
木田ひなこ
木田ひなこ
次の日のお昼休み
私は先輩とちゃんと話をしようと決めた
木田ひなこ
木村ひろと
木田ひなこ
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木田ひなこ
木村ひろと
木田ひなこ
お弁当を食べ進めている途中、私は重かった口をやっと開いた
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木田ひなこ
木村ひろと
木村ひろと
木村ひろと
木村ひろと
先輩は私の言葉を遮り、出て行ってしまった
先輩に嫌われた…
涙が出てきて止まらなかった
キーンコーンカーンコーン
授業開始のチャイムが鳴った
木田ひなこ
木田ひなこ
木田ひなこ
屋上からグラウンドを見てみると、ジャージ姿の生徒が走っていた
このまま時間が過ぎ、授業終了の時間になった
キーンコーンカーンコーン
その瞬間、スマホが鳴った
木田ひなこ
私はLINEを開き、まいのトークを開いた
まい♡
まい♡
まい♡
木田ひなこ
木田ひなこ
まい♡
木田ひなこ
まい♡
まい♡
私は既読を付けてまいのトークを閉じた
今は1人でいたかった
私が遠くをぼんやり眺めていると、屋上の扉がバンッ、と開いた
大城まい
大城まい
木田ひなこ
そこにはりんかもいた
2人は泣いてる私を見て、何も言わずに抱きしめてくれた
その後まいとりんかも授業をサボり、私の話に耳を傾けて聞いてくれた
私たちは仲良く話をして、授業が終わったあと、教室に戻った
大城まい
大城まい
宮野りんか
木田ひなこ
木田ひなこ
宮野りんか
宮野りんか
大城まい
大城まい
木田ひなこ
この時私は、友達っていいなって思った
特にりんかとまいは、私の最高の友達
そして放課後
宮野りんか
宮野りんか
大城まい
木田ひなこ
木田ひなこ
大城まい
大城まい
宮野りんか
木田ひなこ
まいとりんかと別れた後、私が家へ帰る途中
木村先輩が見えた
木田ひなこ
木田ひなこ
私は先輩に気づかれないように、そーっと覗いてみる
木田ひなこ
木村先輩と一緒に歩いていたのは
えりか先輩だった…
木田ひなこ
木田ひなこ
そして2人はそのまま、近くにあるコンビニへ入っていった
私は溢れ出そうになる涙をぐっ、と堪え、走って家に帰った
ドアを力強く開け、勢いよく階段を上り、自分の部屋に入った
すると、堪えきれなくなった涙が一気に溢れ出した
私の部屋には、先輩の後ろ姿を撮った写真、初めて撮ったプリ、先輩が私にくれたキーホルダー
たった2週間だけど、先輩との思い出がここにはあった
私は先輩のこと、気づかないうちに大好きになってたんだ…
木田ひなこ
私は制服のポケットからスマホ取り出し、先輩とのトークルームを開いた
私は一言だけ、LINEを送った
きむら
木田ひなこ
しかし、それから1週間経っても、2週間経っても、先輩からLINEの返事は帰ってこなかった