作者
作者
作者
作者
目を覚ますと、知らない白い天井が目の前にあった。
部屋を見渡すと、ナースコールや消灯台、ロッカーなどの病院を思わせるものが幾つも並んでいて場地圭介は戸惑っていた。
何の覚えもない。
自分は大学生で今年22歳。大学入学時からの元暴走族の悪友達の1人一虎と始めたペット用品会社のビジネスを軌道にのせるために日々勉学とともに奮闘する、そんな日常を送っていた。
昨日だっていつものように大学の授業が終わればすぐに仕事部屋としてパーちんから借りているマンションの一室で立て込んでいる仕事を一虎と徹夜で終わらせようとしながら各々睡魔に負けて眠ってしまったことを記憶している。
寝てしまってから自分に何かあったのか?そういえば身体中痛いような気がすると思い身体見渡すも、覚えのない擦り傷があったが大きな怪我はしていないようだ。
こんな傷なら暴走族をしていた時の方がよほど酷い怪我をしていたぐらいだ。
兎も角、悩んでいても分からない。人を呼ぼうとナースコールを押した。
医者
場地
医者
場地
医者
場地
医者
場地
医者
場地
医者
場地
医者
場地
医者
場地
医者
場地
場地
家族?その家族とは自分の知らない結婚相手を含むのだろうか。全く覚えがない。そもそも自分は22歳であるし、医者に言われたからと言ってすぐに25歳の自分に順応できるはずがない。ぐるぐると頭の中で記憶を辿るが全くもって思い出せない。
自慢ではないが自分はモテる。大学で黄色い声がどこへ行っても聞こえてくるぐらいモテるし、告白も何回もされた。
しかし、自分は女が嫌いだ。
結婚なんて絶対に興味もないし、するつもりもないと思っているし、自分が結婚するなんて夢のまた夢。初恋だってしたことがない。
同性愛者か、無性愛者なのかを疑ったことだってある。 しかし、同性に対してそのような気持ちを持つことはないし、性欲を発散方法で利用するのは女性のアダルトビデオや雑誌だ。
まあ、それで人生事欠かないし仲間もおふくろもいる。仕事だって忙しいが楽しい。満たされた人生を送ってきていたのに。
ガラッ
そう、思いを馳せていると、少し時間がたって医者と共に1人の女性が病室に入ってきた。
作者
作者
作者
作者
場地
作者
コメント
4件
もしかして長めのストーリーを作るんですか!? これからが楽しみです✨
リクエスト答えてくれてありがとうございます!!