テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
カチカチ
聞き慣れた音が耳に入り込む
画面に映るのはたくさんの文字
医療の専門用語
一般人からすれば難しい内容だろう
カチッ
キーボードは先程のタイピング音とは 違った大きな音を出す
k r
k r
腕時計を見ると 針は12で重なっている
俺は背伸びをして机にうつ伏せになる
k r
k r
俺は疲れた体を動かして元の姿勢に戻る
ジジッ
俺はとある人物にインカムを繋げた
k r
s h k )どうしたの?
低い声が俺の耳を通っていく感覚がする
k r
s h k )んえ?今日なんかあったっけw
声とは裏腹にマヌケそうな声を出す
k r
k r
シャークん)あ、あ~...
彼は思い出したかのように声を出した
k r
シャークん)はぁ...わかったよ
s h k は嫌そうにしながらも 指示に従ってくれた
ガラガラ
閉まっていたドアが開き 緑色の彼が姿を現す
s h k
k r
k r
俺は目の前にある椅子を叩き シャークんに座るよう伝える
s h k
k r
シャークんが目を逸らして腕を捲る
腕には雑に巻かれた包帯
そして真っ赤な血が滲んでいる
おそらく先程まで...
k r
s h k
k r
s h k
s h k
k r
k r
s h k
s h k
k r
医者は患者を診て当然
他の医者からすれば俺のやっていることは善意でもなくただの仕事だろう
k r
s h k
俺のことばを聞いて彼は黙り込む
あ れ ...
間違えた...?
彼は繊細だから傷つけないように 状態に合った言葉を選ばなければいけない
俺はよく、相手の反応を見て 不安になってしまう
k r
k r
患者のことを急かしてはいけない
責めるような真似をしたら むしろ傷つけてしまう
s h k
少し経って返事が返ってきた
彼も彼なりに考えて答えを出したのだろう
彼の声は震えていた
k r
k r
s h k
彼が驚きと心配の混ざった顔を浮かべる
k r
s h k
先程の震えた声ではなく楽しそうな声
k r
これは本当
辛い状態で続けるともなると、 心は余計に苦しくなるだろう
これも患者を思ってのこと
k r
俺は新しい包帯を彼の腕に巻き付けた
s h k
s h k
k r
s h k
k r
s h k
再び静まり返る医務室
そんな静かを俺は崩す
k r
k r
k r
k r
窓が閉め切っていて暗い部屋
辺りには処理を終えていない血が 飛び散っている
s h k
s h k
s h k
s h k
s h k
頼って貰えないアイツはどこか悲しそうだ
信用されていないとでも 思ってるのだろうか
s h k
b r
僕は食堂に入って周囲を見渡す
s m
k n
b r
k n
k n
b r
k n
s m
b r
k n
b r
??? said
みんな、精神状態が不安定になってる...
やるなら今...
...いや、あと少しだけ
あと、少しだけ、だから
まだみんなと過ごしたい...w
コメント
22件
しゃけさんはリスカ…? 最後のはなかむさん…かな?
もうそろそろ尊すぎて死にます…😇神作ありがとうございました…😭😭
マッ早いですね() 最後はNakamuさんか?()