コンビニアルバイト

最近寝不足で

あくびが出る

目を擦ると

唐突のことに驚く

なんとかして理由を作る、が

そしてそのまま私は

裏へ入っていく

椅子に座ると

また急に眠気が襲ってきて

瞼が重くて

開く気になれなくて

目を閉じかけた時に

ガチャ…

yanくんが入ってくる

そして私の前に座った

とまで覚えている

その先はきっと眠ってしまっていて

分からない

そっと目を開ける

その時に

横から声が聞こえて

寝る前まで前に居たyanくんが

いつの間にか隣に来ていて

な、なんだ

そういうことか…

っえ…なら

ふっと笑う

っあ、そういえば…

私の笑った顔、好きって言ってたっけ、？

思い出した瞬間

顔が少し熱くなった気がしたけど

恥ずかしいからなのか

そこは気にせず

yanくんの方を見て

にっと微笑む

yanくんはまた

前みたいに目を大きく開けたが

すぐ顔を逸らし

頬杖をつく

yanくんが口を開く

ドサッ

yanくんにもたれ掛かる

嘘つけ

私

なんで後輩に甘えてんの

勝手に口が動いているみたいで

まるで、まるで

私じゃないみたい

私はそっと目を閉じる

寝れるはずないのに

そんなことを考えていたら

肩に手を置かれ

グイッとyanくんの方へ寄せられる

思わず目を開け、

声が出そうになるが

私はそんなことより

胸の音が気になって

胸の音が聞こえないように

胸を押さえる

と、聞こえて

気のせいだとは、思うけど

私は寝たふりをしながら

そっとyanくんの服をつまんだ