いるま
あるの?!
アリさん
あるぞ
いるま
それって、なに?
アリさん
追跡魔術だ!
いるま
追跡魔術?
アリさん
名前の通り、跡を追う魔術だ
アリさん
早速、ウオヲトアと言って使ってみろ
いるま
うん!
いるま
ウオヲトア!
アリさん
どうだ?
いるま
う~ん
いるま
アズくん、、、
いるま
?!
アリさん
どうした?
いるま
あっあっアズくんが、人間界に…😨💦
アリさん
なんだと!?
アリさん
大変だ、悪魔は人間界に行くと魔力がほぼ無くなり、弱体化するんだぞ!
いるま
よし!決めた、
いるま
僕、人間界に行く‼️
少年
ア…デウ…ま!
少年
アス…デウ…さま!
少年
アスモデウスさま!!
アズくん
うっ
アズくん
どこだここは?
少年
わかりません。ごめんなさい。
アズくん
いや、いい。
アズくん
《ガシャン》
アズくん
鎖か、こんなもの!容易い!
アズくん
ふっ!
アズくん
?!
アズくん
なんだと力が入らない…!
アズくん
まさか、
アズくん
?!
アズくん
魔術も使えない
アズくん
本当にここはどこなんだ。
敵B
やっと起きたか、
アズくん
?!誰だ!
敵B
ムワッ
アズくん
なんだこの匂い!
敵B
あぁ、僕は人間でね、
アズくん
人間!
アズくん
人間が本当に存在するとは…
敵B
僕も初めは驚いたさ
敵B
本当に悪魔が存在するなんてね
アズくん
人間にとって私たちは、危険な存在ではないのか?
敵B
あぁ、そうだな
敵B
だが、悪魔は人間界に行くと力のほとんどが消え去るようになっている
敵B
お前には今、生きるぶんの魔力しかない
アズくん
それは分かった
アズくん
だが、何故私たちを狙っているのか
敵B
敵B
言えない
アズくん
いつまでこのままなんだ!
敵B
さぁな
いるま
アリさん!ぼく、人間界に行くよ!
アリさん
イル坊ならいうと思ったぜ
いるま
アリさん、どうすれば人間界に行くことが出来るの?
アリさん
ちっと、特殊だがイル坊ならできる!
アリさん
イル坊まずは、俺様の差す方へ向かってくれ。
いるま
うん
アリさん
ここだ、
いるま
大きい
アリさん
この木が人間界と悪魔界の境目を守っている。
アリさん
人間界に行くにはこの木を説得しないと行けない
アリさん
後は、イル坊次第だ
いるま
頑張る!
大樹
汝は何しにここに来た?
いるま
僕は僕の友達を取り返すために来た
大樹
ほう、
大樹
では、汝はその友とやらに何ができる
いるま
僕は、
いるま
僕は、何もできないかも知れない、
いるま
でも!
いるま
僕はアズくんを救いたい!!
大樹
ふはは、面白い
大樹
ならば、友を救える力をみせてみろ!
いるま
やってやる!
大樹
これを壊せ、そうすれば人間界に行くことができるであろう。