瑛菜
よし!回復!
冬翔
ほんとに平気?
瑛菜
平気平気!
瑛菜
明日はさすがにバイト休む…
瑛菜
病院行ってくる……
瑛菜
俺の時間の代わりの人探さないと…
冬翔
俺変わるから
瑛菜
いやいや…さすがに悪いってば
冬翔
…そうでもしなきゃ
冬翔
自分で出ようとしそうだなって
瑛菜
えっ!
瑛菜
ははっ笑
瑛菜
行動見透かされてたんだ笑
冬翔
…やっぱり
瑛菜
じゃあ…ごめんね
冬翔
任せて
瑛菜
…ありがとう
ガチャッ
瑛菜
ただいま〜
瑛菜
母さんまだ帰って来てないのか
瑛菜
家で食べるものあったっけ…
瑛菜
作るのしんどいし寝てるか…
トッ
咲斗
やっと帰ってきた……
瑛菜
咲斗?!
瑛菜
なんで……
咲斗
連絡つかないし……
咲斗
瑛菜の母ちゃんに許可取って家ん中確認してもいないから
咲斗
どっかで倒れてるのかと…
倒れたのは事実だけど……
ペタッ
瑛菜
冷たっ
咲斗
顔が火照ってるから熱ある
冷えピタ貼っとくから
冷えピタ貼っとくから
咲斗
これからお粥作るから
座って熱計ってて
座って熱計ってて
瑛菜
…もう
瑛菜
ごめん〜
ぽんっ
咲斗
こんな時くらい誰か頼れよな…。
ピピピピッ
瑛菜
……。
咲斗
何度?
瑛菜
…熱ないよ
咲斗
嘘つけ
バッ
瑛菜
あっ!ちょっ……
咲斗
39度は熱ないになんないだろ……。
咲斗
しかもお前平熱低いし
瑛菜
…だって
咲斗
少し休んだところで誰も怒んないだろ?
咲斗
無理なんかしなくていい
カチャンッ
咲斗
これお粥
咲斗
リラックスしたいだろうから俺は帰るよ
咲斗
あっちに色々置いてあるからみといて
瑛菜
…あ
グイッ
瑛菜
一個お願い……
咲斗
…なんだよ
瑛菜
吐きそう……
咲斗
あっ!ちょっと待って!