???
あれ?君達は確かクラスメイトの…
如月梨花
はい。実は私達、理亜君に謝りに来たんです。
???
理亜に?分かった。ここじゃあ、あれだし。中に入りなさい。
如月梨花
わかりました
篠崎陽菜
はい
柊修馬
ささ。どうぞお好きなところに座って〜
如月梨花
わ!!(びっくりした…大きい人だな…)
柊修馬
驚かせてしまって申し訳ない。俺は柊修馬。理亜の育ての親だ。
篠崎陽菜
え?育ての親って…?
如月梨花
本当の親じゃない。って事ですか?
柊修馬
んー、まあそうなるね。
柊修馬
話せば長くなるから、紅茶でも飲みながら話そう。あ。君達は珈琲は飲めるかい?
篠崎陽菜
え、あ、はい。
如月梨花
わたしはミルク入れてなら…
柊修馬
そっか。分かった。じゃあ今準備するね。
カチャ…カチャ…トン…。
柊修馬
それで、君達はどうして理亜に謝りに来たんだい?
篠崎陽菜
あの。私がその…本当は梨花を助けてもらったのに…苛めてるって勘違いしてしまって…
柊修馬
そうだったんだね。
柊修馬
いや、あの子はね、ほら。無口だろう?多分俺に似たんだろうけど…そのせいでよく勘違いされるんだ。
柊修馬
俺は仕事柄、あまり人によく思われる様な仕事はしていない。きっと君達も噂は聞いてるだろう?
如月梨花
はい。
篠崎陽菜
聞いてます。
柊修馬
俺は、元々、あの子の。理亜の家に取り立てに来てた『借金取り』だったんだよ。
篠崎陽菜
…え?
如月梨花
(借金取り…?!それってヤク…)
柊修馬
だけど、俺が入った時には、あの子の。理亜の家族は既に居なかった。あの子1人だけだった。
如月梨花
え…酷い…。
篠崎陽菜
それって…理亜を置いて出ていったって事ですよね?
柊修馬
…そうなるね
柊修馬
保護した時はね…もう本当に誰も信じないって感じの目で。ボロボロの体で汚れた服を着ていた。
篠崎陽菜
…っ…
柊修馬
やっと…やっと今笑える様になったと思ってたんだ…。
柊修馬
でもやっぱりあの子の心のどこかにはずっと。自分を置いて出ていった家族が居た。
柊修馬
…本当は、俺みたいな、闇稼業で働いてる様な奴が、育てて良い子じゃなかった。
如月梨花
…でも。分からないけど…多分。理亜君は感謝してると思います。
篠崎陽菜
そう、ですよ!!
篠崎陽菜
それに…今の言葉を…理亜が聞いたらきっと…
ガタン…
如月梨花
あ…!
柊修馬
理亜…
高崎理亜
何だよそれ…
高崎理亜
やっぱり俺は!!ここに居たら迷惑なんじゃねぇかよ!!俺は…俺は…っ!!
柊修馬
違…!理亜…!
高崎理亜
もう良いっ!!
バタバタバタバタ…
柊修馬
理亜…。
如月梨花
…っ…!私!探してきます!!
篠崎陽菜
わ、私も!!
柊修馬
お願いしても良いかい?
俺もすぐに追いかけるから…ごめんね
俺もすぐに追いかけるから…ごめんね
如月梨花
はい!
篠崎陽菜
行こう!!梨花!
如月梨花
うん!!!
ガチャ…パタン…
柊修馬
理亜…すぐに見つけるからな…!大丈夫だからな…!
バタン






