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くろと
くろと
くろと
くろと
くろと
くろと
※注意※ 死ネタ、BL、いふない 誤字脱字、語彙力皆無 このストーリーはフィクションです ご本人様とは一切関係ありません 地雷様や純オタ様は自衛お願いします!
このストーリーはオリジナルです 他のユーザー様の作品と似ていたとしても、パクリではありません
くろと
医者
ないこくん
医者から告げられた言葉。
頭で考えていたことが全て消え、目の前が真っ暗になった。
無感症は進行する病気ではなかった。 珍しい症例だそうだ。
何で。
もっとみんなと、まろと一緒に過ごしたいのに。
医者
医者が何か言っていた。 その言葉は俺の耳には入らない。
まだ続くと思っていた日常が、目の前で崩壊しかけていることに、ただ茫然としていた。
ガララ
戸を開けると、教室の中心辺りにいる赤髪が目立った。
そして、いつかと同じように振り返り、俺の姿を見つけて「あ!」と声を上げた。
りうらくん
ないこくん
自分の席に真っすぐ歩いて机にカバンを置く。 他の4人も俺に気付いたようで、俺の方に寄って来た。
悠佑くん
初兎くん
ないこくん
アニキと初兎ちゃんの方を向いて、にこりと笑いかける。
余裕そうな姿を見せてるが、俺の心臓はずっと大きな音を立てていた。
Ifくん
Ifくん
ないこくん
若干上機嫌な声で返事をしたが、まろは少しの間何も言わなかった。
一気に引っ張られる感覚がした。 気付いたら、俺の左手首はまろに掴まれてて、近くにあった机がガタッと音を立てた。
Ifくん
ないこくん
そのまま俺はまろに引っ張られるようにして教室を出た。
数分歩き続けた後、階段辺りでまろは止まった。
ただただ無言のまま、俺の方も見ずに前だけ向いていて、それが余計に恐怖心を煽った。
ないこくん
Ifくん
俺が名前を呼んでも返事は無くて、でも、俺の方は向いてくれた。
ないこくん
Ifくん
え?と聞き返す間も無く、口が塞がれた。
ないこくん
口の中に舌が入ってくる。
強引なキスにまた恐怖を感じた。
ヤダ やめて
ドンッと音がした。
Ifくん
ないこくん
反射的に瞑っていた目を開けた。
映っていたのは、真っすぐに伸ばされた自分の腕と、傷ついた顔をするまろ。
瞬間、すべて理解した。 自分は彼を突き飛ばしてしまったのだと。
ないこくん
どこか痛むように顔をしかめた彼は、呆然とする俺をそっと抱きしめた。
Ifくん
Ifくん
静かに問う彼の声は酷く優しかった。
ないこくん
ないこくん
「だからいつも通りに接せなかった」 「だから突き飛ばしてしまった」 喉元まで出かかっていた言葉を飲み込んだ。
言い訳みたいに聞こえそうだったし、病気だからではない自分の本心もあったから。
Ifくん
ないこくん
お互い謝罪の言葉を交わし、そっと離れる。
まだどこか痛そうに顔を歪ませるまろの顔を見た。
ないこくん
Ifくん
ないこくん
ないこくん
ないこくん
ないこくん
ないこくん
ないこくん
思ってたより淡々と言葉は続いた。
Ifくん
「残り1年ちょっと、盛り上げようよ」
彼の口から聞こえたそれに、俺は微笑んだ。
くろと
くろと
くろと
くろと
くろと
くろと