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ブクマ失礼します!
フォローブクマ失礼します🙇♀️
___ 夏休み 。 ミンミン と元気よく鳴く蝉 。 チリンチリン と風鈴が心地よくなっている 。 太陽もギラギラと光っていて 、こんな日にはみんなで海にでも行きたいものだ 。 … だけど
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両手で頭を抱えそう叫ぶ僕 。
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… と 、のんびりとダラダラしている兄さん達 。
なんと 、今日はせっかくの夏休み初日だというのに 、親は出張で約3週間はいないらしいのだ 。
それで僕達はお留守番 。
… 大の苦手な兄さんたちと 、ね 。
しかも 、兄さんたちはお金の関係で今年は部活に入らないことにしているらしいから 、四六時中ずっといることになる 。
全く 、神様と僕とは仲が悪いみたいだ 。
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もう本当に 。
誰か夢だと言ってくれ 。
そんなことを思いながら 、僕は自室へと向かった 。
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… のを 、ジェル兄に止められた 。
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そう冷たく返事をすると 、ジェル兄は
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と言いながら やれやれ と両手をひっくり返した 。
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と言い再び部屋の方を振り返ると 、
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なんて言いながらスマホをチラつかせるジェル兄 。
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その言葉にまたもや反応してしまい 、ジェル兄の方を振り返ると 、その事に気づいた彼は言葉を続けた 。
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わざとらしく片目を閉じ 、もう片目で僕の方を見る 。
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その言葉に 、兄さんたちは次々とジェル兄の方へ集まってくる 。
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… まずい 。
その動画は 、僕の黒歴史と言えるほど恥ずかしいやつなのに 。
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止めにかかった時にはもう遅かった 。
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ポチッ と再生ボタンを押したジェルくんが目に入る 。
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「 なぁるぅちゃん 」
「 なぁにぃ? 」
「 るぅちゃんは 、どんな色が好きなん? 」
「 ん〜とねぇ〜 ? 」
「 赤とぉ 、青とぉー 、 」
「 … んぅ 、、、 」
「 にぃさんたちの色 、 」
「 じぇーんぶッ! 」
なんて言って満面の笑みを浮かべる僕の動画が流れる 。
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恥ずかしくなってそっぽを向く僕を見るなり 、さとみくんはニヤニヤしながら口を開いた 。
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ぶわっと顔を赤らめ 、僕はそう答えた 。
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僕の方まで近寄っていき 、耳元で囁くさとみ兄に 、思わず反応して声を出してしまった僕 。
咄嗟に口を抑えたが 、やはりもう遅かった 。
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そう真顔で言うさとみ兄 。
僕はなんだか恥ずかしくなってきて 、さとみくんにビンタを食らわせた 。
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密かに睨むさとみ兄を見ながら 、僕はそういった 。
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莉犬兄の発言で我に返った僕は 、
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とだけ言うと 、走りさろうとした 。
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それを 、ころん兄に引き止められた 。
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少し涙目になりながらそういうと 、はぁ とため息をつくころん兄 。
すると 、僕を急に押し倒してきて 、耳元でこう言った 。
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訳が分からず混乱している僕と 、
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何かを察してそう話す兄さんたち 。
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___ やっと理解できた 。
僕はこれから 、兄さん 、いいやこの性欲お化けたちに
犯されるんだ ___ 。
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