コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
れい
れい
れい
れい
れい
れい
レイ
レイ
最近悪夢の頻度が急に増えてきた。
レイ
露骨だったのか、総統にも心配を 掛けてしまった。
グルッペン
レイ
グルッペン
レイ
グルッペン
レイ
グルッペン
レイ
トントン
コツ、コツ、コツ。
廊下に規則正しい音を鳴らし、 自分の背より高い書類を大量に抱えて レイはグルッペンに言われた通り 図書室に向かっていた。
兵士
兵士
視界は開けてないが、周りから何か 声がする。
そしてその声が、自分に 向けられていることも察知づいた。
レイ
兵士
兵士
兵士
兵士
レイ
もう少しバレないように喋れと 心の中で悪態をつく。
ただ絡まれると面倒なのでスルーして 行こうとしたが、レイが何も しなくても行動に出た者達がいた。
コネシマ
兵士
コネシマ
コネシマの口調はまだ あまりキツくないものの、声自体には 圧がある。
兵士
ショッピ
兵士
いつのまにか現れたショッピも コネシマの肩に寄り掛かり加勢する。
兵士
兵士
形だけでも敬礼をした兵士たちは その場から逃げるように散開した。
コネシマ
ショッピ
呆れるように兵の背を眺め、レイに 向き直るショッピ。
ショッピ
ショッピ
コネシマ
コネシマ
レイ
ショッピ
ショッピ
ショッピが静かに合掌する。
レイ
コネシマ
ショッピ
レイ
レイ
コネシマ
レイ
軽く一礼をし、レイはまた歩き出す。
長い廊下にレイの姿が来た時、 コネシマかショッピに耳打ちした。
コネシマ
ショッピ
コネシマ
ショッピ
ショッピ
コネシマ
ショッピ
レイ
図書室に足を踏み入れたレイは 一瞬息をのんだ。
もはや図書館と呼べるほどの膨大な 本の数。
偉人の伝記から、厚みのある ファンタジー小説。
中には、紙が黄ばむ程の貴重そうな 古い文献などもある。
その奥に、半ば埋もれる様に カウンターの様な長机があった。
本棚に入り切らず溢れ出た本が その上に山積みにされている。
レイ
声を掛けると、本の山から この図書室の主がひょっこり顔を 出した。
彼はレイを見ると、パァッと顔を 明るくさせる。
エーミール
レイ
そんなレイの声が届く前に エーミールは隣接する簡易キッチンに 消えていった。
レイ
とりあえず書類をどうにかしようと 書類を整理しながら、ふと思った。
一般兵の嗤う様な顔と、幹部たちの どこか嬉しくなる様な笑顔。
レイ
どこか、暖かい気がします。
まあ気の所為でしょう、とあっさり 割り切って、止めていた手を動かす。
顔は相変わらずの仏頂面で。
れい
れい
れい
れい
れい