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優希と優愛の罰日記

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優希と優愛の罰日記

1 - 1話 始まり

♥

29

2022年08月04日

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11歳の誕生日

ボクら双子は、日記を貰った。

代役

優愛「...?」

優愛はキョトンとした顔で日記を見つめた。

それもそのはず。この日記には、禍々しい何かを感じるからだ。

代役

優希「...⁉」

ボクは「要らない」と言おうとしたが、折角くれた両親に申し訳ないのでやめた。

その翌日。くれた日記帳を持ち、何時も通りボクらは学校に向かった。

代役

男子生徒「あ!これ誕生日プレゼントか?」

男子が、ボクらの日記帳を手に取った。

代役

男子生徒「へぇー赤と黒色でかっこいいな〜魔法陣も書いてあるし...ん?お前ら厨二病か?」

代役

優愛「違うよw」

代役

男子生徒「wwwだよな〜wちょっと開けてみよ...」

代役

男子生徒「...ん?」

男子が日記帳を開けようとしたが、そこで異常な事が起きた。

どうやら、どれだけ力を込めても日記帳が開けないらしい。

代役

優希「え〜?開かないはず無いけどな...」

ボクが日記帳を開けようとすると、すぐに開いた。優愛もボクと同様。

代役

優愛「え、普通に開くじゃん」

代役

男子生徒「は⁉いやいや、ガチ開かねぇんだよ!」

代役

優希と優愛「?」

ボクらが疑問を持ちながら、その時間は過ぎていった。

そして、二十分休みの時。

代役

男子生徒「なぁなぁ、聞いてくれよ」

彼が、困った顔をしてこちらに来た。

代役

優希「どしたの」

代役

男子生徒「実はオレ、前から友達と喧嘩しててさ...謝っても許してくれねぇんだよ...」

代役

優愛「...喧嘩したのはなんで?」

代役

男子生徒「いやぁ...先週、アイツの家遊びに行った時な、図工の授業で作ったやつ壊しちゃって...」

代役

優希「成程。それで許してくれないんだね」

代役

優愛「そんな怒るくらいの出来だったの?」

代役

男子生徒「あぁ。オレが喧嘩してる奴は...」

彼の話によると、喧嘩しているのはクラスメイトの「岬 蓮斗(みさき れんと)」で、彼の作った工作物はどれも上手かった。

一部は応募したコンクールで優勝するほどだった。

代役

優愛「あぁ...そりゃ怒るよね...」

代役

男子生徒「だよな...大事にしてたっぽいし...」

代役

優希「で、ボクらになんとかして欲しいの?」

代役

男子生徒「あぁ。ごめんな、突き合わせちゃって」

代役

優愛「いや、良いよ。暇だったし」

キーンコーンカーンコーン×2

代役

男子生徒「やべっ、チャイム鳴った」

代役

男子生徒「そういう訳だから、頼んだぞー!」

彼はいそいそと席についた。

そして、放課後。

ボクらは階段を降りていると、偶然蓮斗を踊り場で見つけた。

代役

優希「あ、蓮斗!」

代役

蓮斗「うわっ...⁉」

代役

蓮斗「なんだ罪魔さんか...ビックリさせないでよ」

代役

優愛「ごめん。で、蓮斗にやってほしいことがあるんだけど...。」

代役

蓮斗「何?」

事情説明中

代役

蓮斗「えぇ...無理だよ」

代役

優希「でも反省してるよ...?」

代役

蓮斗「ハァ...」

蓮斗はため息をついた。

代役

蓮斗「謝って物が直るなら怒ってないよ。」

代役

優愛「蓮斗の芸術センスならすぐ作れるんじゃ...」

優愛の言葉を切り裂く様に、蓮斗が口火を切った。

代役

蓮斗「ッあのね!!」

蓮斗は比較的大人しかったので、ボクらは少し驚いた。

代役

優愛「れ、蓮斗...?」

代役

蓮斗「あれは、ボクがいつも以上に頑張って作ったモノなんだよ、そういう知ったような事言わないでよッ...!!」

代役

優希「ごめん蓮斗。でも、優愛は...」

代役

蓮斗「うるさい!!」

代役

蓮斗「いつもそうだよ。『上手いんだからすぐ作れるでしょ』って...こっちだって大変なのに...」

代役

蓮斗「そうやって知ったような事言わないでよ...」

代役

蓮斗「頑張ってんのにさ...ッ...」

蓮斗の怒りが最高潮に達しようとしたその時

代役

蓮斗「うッ」

突然蓮斗が悶え苦しみ出し、膝から崩れ落ちた。

代役

優希「蓮斗⁉」

代役

優愛「大丈夫!?」

代役

蓮斗「う...ァ...あ...ウ...」

代役

蓮斗「うああ"あ"あぁ"ああ"あ!!!」

蓮斗が急に叫びだし、意識を失ったかと思うと、彼の背中から突然化け物が現れた。

代役

化け物「グギャアアアアアッ!!!」

化け物はいきなりボクらに攻撃してきた。

代役

優希「うわっ!?」

ボクと優愛はグラウンドまでふっ飛ばされた。

化け物の攻撃がボクらを突き抜け階段、ガラス窓に当たり、校舎が壊れた。

代役

優愛「何...何なんだ...⁉」

代役

優希「⁉」

優愛が困惑している所、ボクは日記帳の禍々しいオーラが強まっているのを感じた。

代役

優希(日記が...反応してる...?)

代役

優希(今はこれに賭けるしかっ...)

ボクはランドセルから日記帳を取り出し、開けた。

すると、みるみる内に日記帳に化け物が吸い込まれていく。

代役

化け物「アアアァアアア⁉」

化け物はそのまま吸い込まれ、壊された場所は元に戻った。

ボクも優愛も、何がなんだか分からず日記を見つめていた。

長いのに呼んで頂きありがとうございます。

この通り、この作品は討伐系...バトル系...そんな感じです。

優希と優愛の罰日記

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