TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

りあ

こんにちは、りあです。

りあ

まず初めに注意

⚠️この小説は“夜空に見えたあの星へ”の1部ネタバレが含んでいます

⚠️この小説は旧漫画版“夜空に見えたあの星へ”の番外続編になっております。

⚠️病み系が含まれています。

りあ

この小説は、あくまで“夜空に見えたあの星へ”のオマケ小説ですので連載速度は結構遅めです。

りあ

大丈夫な方はどうぞお読み下さいませ。

(ん…あれはルナ……?)

私の1番の親友、夜空ルナがベンチに座っているのを私は見ていた

夜星ルナ

なんの手紙だろう…空けてもいいかな

遠くからでよく見えないけど手紙か何かだろうか

(遠くで何言ってるか分からないけど……)

(声、掛けておこうかな)

ルナー!やっほー!

夜星ルナ

……え?

さっき確かに声をかけた

確かにあの子はベンチに座っていた

(私が声を掛けた直ぐに……)

ベンチから消跡形もなく

消えた

……いや、疲れてるのかな私。

確かに部活とか塾とかで忙しかったけど…

多分手紙みたいなのを開けてから跡形もなく消えた…

ハァ…今日は早に帰って寝ておこうかな

そりゃ凄い色々大変だったからこういう時もあるかな……

数時間後

はー!いっつも塾家から遠い…ただいま!

おかえりー

私の家は母子家庭だ。父は昔他界したんだ。

お母さん、珍しいね

ほら、ニュースとか見ないじゃん普段。

あぁ、これね

今日来客が来ていてそれで付けっぱなしになっていたのよ〜

見るなら見て見ないなら消しといて〜

はーい

そう言われてテレビを消そうとするがついついニュースに目をやってしまう私がいた

アナウンサー

最近台風とか凄いですよねホント

アナウンサー

そうですねー皆さんはしっかり台風対策していますか?

アナウンサー

傘だけでなくカッパも来たり防水スプレー等が役に立ちますね〜

って行けない行けない、テレビ見ないんだから消さないと

アナウンサー

えー、次のニュースです……はい?

……ん?何かあったのかな

アナウンサー

ん……?(カンペ視聴中)

アナウンサー

えー、速報です

アナウンサー

○○県××市で行方不明者が出ました

私が住んでる所…

アナウンサー

あーついに来てしまいましたか……

アナウンサー

警察は最近起きてる行方不明者続出の事件に関係するか捜査を進めております。

アナウンサー

なお、行方不明者の名簿一覧はこのようになっております

○○ ○○ ○○○ ○○ ○ ○○ ○○○ ○ ○○ ○○ ……………… ○○ ○○ ○○○ ○○ ○○○-○○-○○○ ○○ ○ 夜星ルナ

アナウンサー

もう最近不自然に多くの人数が行方不明になっていますよねぇ…

アナウンサー

怖いですね……皆様方しっかり不審者対策はしておきましょう

お、お母さん……

…えぇ、聞いてたわ

ルナちゃん、行方不明だって……

そうね…

でもきっと見つかるわ

だ、だってこれまでの行方不明者、まだ見つかって無いんだよ!?

それにルナが消えたの

私見てたんだ。

なんですって…!?

ルナ、ベンチにいたんだけど

それに気づいて私、声を掛けようとしたら

ベンチから跡形もなく居なくなってた…

……いやいや、そんな事が本当にある訳無いでしょ?

本当に見たんだよ!この目で確かに見たんだよ!

有力な情報かと思っていたけどそんな夢みたいな話

警察も信じてくれないわよ

そんなはずない!その時ルナが手紙?を開けた瞬間にベンチから居なくなったんだよ!!

はぁ……

そうやってお友達外無くなったからってそこまで執着する必要あるの?

ッ……

とにかく、事件は事件、今は今

そんな!私の唯一の友達だったんだよお母さん!?

とにかくいいから来年の受験に向けて勉強しなさい

ほ、本当なんだよ!信じてよ!!

そんなに信じて欲しいなら警察に言って見ればいいじゃない

じゃ、お母さんこの後パートだから

……

……という訳なんです

私は夜星ルナが消えた時の話を実際に警察署へ行って話した

警察

あのねぇ、そんなに現実味のない話は通らないんだよ

本当なんです!私見たんです!

警察

しかも君まだ子供でしょ?

警察

簡単に信じられる訳ないだろう?

信じて下さい!嘘じゃないんです!

警察

さ、忙しいからまた。

ちょっと待ってください!

そんな……

誰も信じてくれなかった。

私が子供だし、冗談の可能性があるという理由だけで話を聞いてくれなかった

夜空ルナは私の唯一の友達だったのに。

明日から心強い友達がいないまま、恐ろしい学校に行かなければ行けないという

地獄が待っていたんだ。

どうして……

続く

この作品はいかがでしたか?

101

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚