TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

※ 素人作家による夢小説となります ※ 以下の点を含みます。 ・朔間兄弟、朔間一族の設定変更 ・オリジナルキャラ(名前有夢主)の登場 ・キャラ崩壊、時間軸のズレ これらが苦手な方は作品を閉じて頂くことを推奨します。 なお、こちらの作品は公式と一切関係ありません。

せつな

せつな

今作の朔間一族についての設定です。

次期朔間一族の頭首とされる、零には 許嫁とされる候補が複数名挙げられている。 せつな(夢主)もその中の1人。 但し、許嫁と認定して良いのは 【純血者】 夜行性体質を持つ朔間一族と相性が良いとされる血液の持ち主。 のみだった。 せつな(夢主)は現在の朔間一族頭首《※零ではない》と、屋敷に仕えるメイドの間で出来た子供。よって、純血者ではない。 そのため、せつな(夢主)は朔間一族の屋敷で冷たい視線が当てられることがしょっちゅうだった。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ こちらがベースとなる設定となります! 作品の流れが分からなくなった際には、 もう一度こちらの設定を閲覧ください。

【補足】 せつな(夢主)は 朔間零の許嫁の候補段階であるため 苗字がありません。

俺たちが出会わなければ きっと、全てが良かったのかな。

せつな

ーい…!

せつな

おーいっ!凛月~?

凛月 .

凛月 .

あれ…どうしてあんたがいるの?

せつな

ん~?

せつな

零と凛月の部屋に、お花飾りたいな~って!

凛月 .

ふ~ん…まぁ、楽しみにしておくね。

凛月 .

というか…寝てる俺の横でやることなの…?

零 .

せつな、我輩このお花が
好きじゃ♩

せつな

了解~!ちゃんと摘んでおくね。

凛月 .

げ…兄者まで。

凛月 .

てっきりサプライズだと思ったなぁ…。

せつな

零がどうしても着いて行きたいって言うんだもん。

思い返してみれば、 〝あいつ〟は昔から少し変だったかも。

零 .

~♩

零 .

せつな、これはどうかや。

せつな

えぇ…!?もう充分じゃない?

せつな

花瓶に入るかな……?

零 .

いいじゃろ~?花瓶に入りきらぬのなら、せつなの部屋に飾ろうぞ。

せつな

ん~…そうだねっ。

彼女の純粋につけ込んでばっかり。 俺にとって、知ったことではないけれど。

でも…それで彼女が傷付くのなら話は別でしょ。

凛月 .

凛月 .

あ~あ…せっかく心地良かったのに目が覚めちゃった。

凛月 .

俺は屋敷に戻るね~、2人も日暮れ前には戻りなよ~?

凛月 .

………。

凛月 .

…!!!

凛月 .

起きて…っ!!!

せつな

?…

せつな

凛月…どうしたの?

凛月 .

あんたは…ここに居ちゃ駄目…っ!!

初めて見る凛月の表情だった。

初めて、凛月が怒っているように見えた。

でも、ちゃんと悲しみも浮かんでいて。

どうすればいいのか分からない。 部屋の外の廊下から聞こえる、騒がしい声が 事態の重大さを物語っていた。

凛月 .

こういうことが…いつか来るって、思ってた。

凛月 .

あそこのベランダから逃げて。…早くっ!

せつな

ちょ…ちょっと待ってよ!

せつな

どういうこと?何が起きているの?

凛月 .

今は…時間が無いから。

凛月 .

こういうこともあろうかと、準備はしておいたから大丈夫。

凛月 .

ベランダから飛び降りても安全なように、クッションとマットを引いておいたから。

せつな

な…なんで?

せつな

〝こういうこと〟って…?

凛月 .

あ~もうっ…!ほらほら、早く行って。

せつな

ちょ…っ!?

強がっているのかな。 凛月の手が微かに震えていた。 気の所為?

そんなはずは…ない。 凛月の呼吸が少し乱れている。

きっと、本当に どうすることも出来ない事態なのだろう。

せつな

ひ…っ!?

せつな

こ、この高さ……飛ぶの?

凛月 .

大丈夫、大丈夫だから。

せつな

…っ、

せつな

ちゃんと、説明してよね…?

凛月 .

……。

凛月 .

……とにかく、どこまでも…逃げて。

凛月 .

俺達…朔間一族から逃げ続けて。

凛月 .

特に、兄者…俺のお兄ちゃんには捕まっちゃ駄目。

凛月 .

あんたは理解が早いから平気だよね?

凛月 .

ほら…早く…っ!

せつな

あっ……!

意を決して飛び降りた。 何が起きてるかなんて分からないけれど、 あんな凛月、初めてだったから。 ちゃんと、受け入れようと思いたかった。

瞬間、

凛月の言葉が虚しく、耳に届いた。

ごめんね。

吸血鬼の異常な恋心

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

42

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚