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「世界が滅ぶ」
そう言われた時、
何かが抜け落ちた。
元々、
「こころ」
なんてものはない、けど。
何かで埋めて欲しいような、
そんな思いを持っている。
kn
最近は忙しく、
吸う程の気力もない。
kn
ここから喫煙所迄には、
丁度城の対角線上にある。
kn
くるり、と方向を変えて、
階段を登る事にした。
ガチャリ。
扉を開けると、
暖かいような、肌寒いような、
何とも言えない風が、 身体に触れる。
kn
kn
kn
shp
kn
kn
そう言ってショッピの 隣へと行き、
フェンスにもたれ掛かる。
kn
shp
ポケットからライターと、 煙草を取り出す。
煙草を先ずは一本取り、
ライターで着火させる。
ジュッ……、
煙草に火をつけ、 煙草を吸う。
kn
shp
kn
吐き出した煙が空に昇っていく。
肺が汚れていく感覚。
煙に包まれる。
灰色の、少し濁った煙。
中々消えず、とどまっている。
一体俺にも、
なにか思い残す事が あるのやろうか。
そんな風に思えるような、
「こころ」の状態でもある。
shp
kn
shp
shp
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心配するように、
不安であるように、
その声は震えていた。
kn
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shp
shp
kn
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shp
shp
kn
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フー……と煙を口から吐き出す。
その煙は、
美しい夜空の中に佇んでいた。
5月19日。
今日は、久しぶりに 煙草を吸った。
まぁここ最近忙しかったしな……
しゃーない、といえど やっぱ煙草うめぇ!
肺が煙によって満たされる感覚、
あらぁええもんやで!
今日の一言:「 」
「今日は、満たされた。」