のんた
親友もそうだったと思う。色んな子に聞いてたけど、ゆっくりで知ってる子の方が多かったし。そこからもう、話が合ったよね。1番最高な時だったと思う。毎日、遊んでたし。すっごく楽しかった。なんか、他人とかがやってる事って興味出てくることない?親友絵を書いてたから自分も描いてみようってなって描いたんだ。めちゃむずかったし、親友のように上手く出来なかった。でも、親友が楽しそうにやってるから自分も楽しかった。すっごくハマって、家族に絵を見せたの。そしたらすっごい褒められたんだよ。それがもう嬉しくて、もっと上手くなればもっと褒められる!って思ったから画材を色々買ってもらったんだよ。コピックは高かったから買えなかったけどセリアとかのペンとか買ってもらった。スケッチブックもめっちゃ買ってもらった。その度私は、絵が好きなんだって認識された。好きだけど、その絵を描いて褒められるのが好きだったから続けたんだ。お姉ちゃんにも見せた。褒められなかった。お姉ちゃんは、絵がうまかったから。そこで実力差を感じたよね。あぁ、あんなにやったのに。ダメだったの?自分の努力は無駄だったのかなって…まぁ、ただの被害妄想だよね。お姉ちゃんからアドバイスをめっちゃ貰って、コピックマルチライナーも貸してもらった。でもさ、やっぱ家族もそれに飽きてくるわけよ。絵を見せても『へー』とか、『あー、上手い上手い』って。いつもレミリアを書いてたから『またその子書いたの?』って、呆れられたんだよね。
