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お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
その日の夜
Ytkn
スマホを見つめながら、何度もメッセージを打っては消すを繰り返す。
〈好きな人いるの?〉その言葉が頭から離れない。送りたくても送れない。
代わりに送ったのは――
Ytkn
既読
Ro
Ytkn
既読
春の終わり、まだ少し冷たい風が吹く放課後だった。
教室に残っていたのは、僕とRoくんだけ。
Ro
窓際でノートをまとめていたRoが、ふと顔を上げて聞いてくる。
夕日が差し込んで、Roくんの横顔がやけに綺麗に見えた。
Ytkn
本当は用事なんてない。ただ、Roくんと同じ空間に少しでも長く居たかっただけ。
そんなこと、本人に言えるわけないけど。
Ro
Roはそれ以上何も聞かず、ノートに視線を下ろした。
その何気ない態度が少しだけ寂しい。
……僕だけがこんなに意識してるみたいで。
Roくんとは去年同じクラスになってから仲良くなった。
最初はただのクラスメイトだったのに、気づいたら一緒に帰るようになった。
休日もたまに遊ぶようになった。
そして、気づいたら。
Ytkn
ぽつりと、誰にも聞こえないように呟く。
好きになっていた。
男同士とか、そういうのは正直分からない。
でも、Roくんが他の人と笑っているのを見ると胸がざわつくし、名前を呼ばれるだけで変に嬉しくなる。
だから、これはきっと――
恋なんだと思う。
Ro
Ytkn
思わず声が裏返る。Roが不思議そうにこっちを見て、それからふっと笑う。
Ro
Ytkn
その笑顔に、心臓がはねる。……だめだ、近すぎる。
Ro
Roくんがカバンを持ちながら言う。
Ytkn
Ro
その一言に、期待してしまう自分がいる。
Ytkn
断る理由なんて、あるわけがない。
帰り道はいつもと一緒だった。
Ro
Ytkn
他愛のない話をして。
Ro
Ytkn
Ro
Ytkn
Ro
二人でコンビニに寄って。
Ro
Ytkn
Ro
Ytkn
Ro
Ytkn
らおゆた
Ytkn
Ro
くだらないことで笑って。
それなのに、今日はやけに胸が苦しい。
Ro
Ytkn
らおゆた
そう思うほど、終わりが近づいてくる気がしてくるから。
Ro
Roくんが急に足を止めた。
Ytkn
Ro
少しだけ、言いにくそうに視線を逸らして。
Ro
――心臓が、嫌な音を立てた。
Ytkn
Ro
Roは軽く笑って誤魔化す。
でも、その目はどこか真剣で。
Ytkn
聞きたいのに、聞けない。
もし「いる」って言われたら、きっと今までみたいに笑えなくなるから。
Ytkn
無難な答えを返す。
本当は、教えるつもりなんてない。
Roくんが相手じゃないなら、意味がないから。
Ro
Roはそれだけ言って歩き出した。
Ro
Ytkn
Ro
Ytkn
一方その頃。
Roもまた、スマホを握りしめていた。
Ro
小さく呟く。
本当は聞きたかった。
"好きな人いるの?"じゃなくて。 "俺のこと、どう思ってる?"って。
でも、怖かった。もし「友達」って言われたら、今の関係すら壊れてしまいそうで。
Ro
最初はただ一緒にいて楽なヤツだと思っていた。
でも、気づけば、目で追うようになっていて、他の奴と居るだけでムカつくようになった。
こんなの、もう誤魔化せない。
Ro
深くため息をつく。両思いかもしれない、なんて都合のいいことは思えない。
だって、あいつは優しいから。誰にでも同じように接するやつだから。
Ro
そんなわけ、ない。
翌日
教室で顔を合わせても、いつも通りだった。
Ro
Ytkn
それだけ。どこかぎこちない。
昨日の会話が、頭から離れないせいだ。
らおゆた
同時に声をかけて、2人とも止まる。
Ro
Ytkn
Ro
Ytkn
Ro
譲り合って、少しだけ笑う。
その空気が、少しだけ楽になる。
Ro
Roが真剣な顔になる。
Ro
やっぱり、その話か。
Ytkn
心臓の音がうるさい。
Ro
そこで言葉が止まる。
Roくんは少しだけ目を伏せて、覚悟を決めたように顔を上げた。
Ro
Ytkn
遠回しすぎて、でも分かる。
''俺のことどう思ってる?"って聞いてるんだ。たぶん。
Ytkn
Ytkn
自分でも驚くくらい、はっきりした声だった。
Ytkn
Roの目が見開かれる。
Ytkn
少しだけ、笑って
Ytkn
沈黙。
数秒なのに、やけに長く感じる。
Ro
Roが1歩近づく。
Ytkn
距離が近い。
Ro
その言葉に、息が詰まる。
Ytkn
小さく頷く。もう、逃げない。逃げたくない。
Ro
真っ直ぐな言葉だった。誤魔化しも、冗談もない。
Ro
胸の奥が、一気に熱くなる。
Ytkn
思わずそう言ってしまう。
Ro
Roが少し驚いた顔をする。
Ytkn
静かに、でも確かに伝える。
Ytkn
一瞬の静寂のあと。
Ro
Roが呆然とした顔で聞いてくる。
Ytkn
Ro
Ytkn
お互いに顔を見合せて――
らおゆた
同時に笑った。
今までのすれ違いが、全てほどけるように。
Ro
Ytkn
でも、その遠回りがあったから、今この瞬間がある気がした。
Ytkn
Ro
Ytkn
帰り道。
いつもと同じはずなのに、全部が違って見える。
隣にいるだけで、少しだけ意識してしまう距離。
Ro
Roが少し照れたように言う。
Ro
Ytkn
心臓がまたうるさくなる。
Ytkn
らおゆた
そっと手が触れる。
少しだけぎこちなくて、でも暖かい。
Ro
Roが前を見たまま言う。
Ro
Ytkn
Ro
少し笑って
Ro
Ytkn
負けじと返す
Ytkn
Ro
Ytkn
Ro
2人で笑う
Ytkn
Ro
Ytkn
Ro
らおゆた
遠回りした分だけ、ちゃんと確かめられる関係。
友達から、恋人へ。
少しずつ変わっていく距離を、これから何度も確かめながら。
Ro
Ytkn
今度はもう
らおゆた
END
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
お茶🍵
コメント
4件
5月もよろしく~!!らおゆた尊すぎ…
5月もよろしく