テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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ロシア家ににゃぽんが来たようです。

第2話 - プロローグ

2025年03月21日

#カントリーヒューマンズ

#カンヒュ

#にゃぽん

🐜＠カンヒュ民

🐜

どうも、🐜です。

🐜

今回はプロローグ的な話です。

─注意書き─ ✿にゃぽん総受け(愛され)です。 ✿色々と注意。

🐜

スタート

日帝

頼む、貴様に頼むのはお門違いだと分かっているがにゃぽんを預かってくれないか！

にゃぽん

わぁ、ろしあさんだ〜！おひさしぶり。

ロシア

…は？

玄関の扉を開けた瞬間、深く礼をする日帝と隣に立っていたにゃぽんにロシアは暫くの間フリーズした。

日帝

日本が倒れた…！？

電話口から語られた日本の凶報に、日帝は思わず大きな声を出して驚いた。

電話越しの日本の同僚は、今にも死にそうな声で言った。

同僚

はい、そうなんです…今○○病院に行かれたんですが、かなり辛そうな顔をしていて…。

日帝

…○○病院か、分かった。俺とにゃぽんも今から行く。

同僚

かしこまりました…。上司に伝えておきます。

電話を切り、急いで出掛ける準備をする。すると、隣でお菓子を食べていたにゃぽんが日帝の方に歩いてきた。

にゃぽん

にってーさん、どうしたの？

日帝

日本が疲れ過ぎて倒れたんだ。にゃぽんも行こう。

にゃぽん

えっ、そ、そうなの！？日本だいじょぶかな…。

日帝

日本の事は病院に行かんと分からん。早く準備をして来い。

にゃぽん

うん…！

そんなこんなで日帝はにゃぽんと共に日本が搬送された病院へ急いだ。

医者

〜〜で、向こう一週間は安静にしないといけません。なるべく家族が側にいてあげた方がいいですね。

日帝

成程…分かりました。

日本はあまりにも働き過ぎて倒れた。所謂過労というやつだった。日帝は一先ず病気等では無い事に安心しながら、日本の病室に向かった。

にゃぽん

日本、だいじょぶ？日本、つかれすぎちゃったんだよね。今だけでもぐっすりねてていいからね。

にゃぽんは椅子に座り睡眠中の日本に話しかけていた。そして日帝の姿に気付き、すぐ立ち上がり日帝の元へ来た。

日帝

にゃぽん、日本の様子はどうだった？

にゃぽん

ぐっすりねてた！でも辛そうなかおしてなかったよ。

日帝

そうか…にゃぽん、お医者さんから言われたんだけどな、暫く俺は日本の側にいないといけないんだ。

にゃぽん

そうなんだ！そっちのほうが日本も安心できるし良いね。

日帝

だからな、にゃぽんの事をどこかに預けないといけない。

にゃぽんは言われた事の意味が分からなかったのか、首を傾げた。

日帝

つまり、にゃぽんは一週間どこかの国のお家に住まないといけないんだ。

やっと言われたことに意味が分かったのか、にゃぽんは猫耳をぴーん、と立てた。

にゃぽん

そうなの？ぼくどこの国のおうちにすむの？

日帝

それはまだ決まっていないから日本と話す。長らく不安にさせるかもしれない、ごめんな。

日帝はにゃぽんの頭を優しく撫でた。ふんわりとした、柔らかい感触だった。

にゃぽん

いいんだよ、ぼくどんな国のおうちでもがんばるから！

日帝

ふ…ありがとな、にゃぽん。

日帝はにゃぽんのことを抱きしめた。

日本が目を覚ましたのは、病院に搬送されてから数時間後の事だった。

日本

ん…ここは…？

にゃぽん

にってーさん！日本おきたよ！

日帝

日本…！

日本は何が起きたか分からない、という顔をしていたがすぐに察した。

日本

ご、ごめんなさい！私、倒れたんですよね…？ご迷惑をおかけしました…

にゃぽん

めいわくかかってないよ！これからはちゃんとやすんでね。

日帝

にゃぽんの言う通りだ。頑張るのは良い事だが、無理をするなよ。

日本

2人とも……。

暫く話したあと、日帝は切り出した。

日帝

そこで、だ。日本、にゃぽんをどこに預ければいいと思う？

日本

うーん、そうですねぇ。今は情勢が色々と危ういので下手な所には預けれませんよね…。

ちなみにだが、にゃぽんは別室で看護師に面倒を見られている。

日本

あ、アメリカさんの家とかはどうでしょう？

日本はしばし悩んだ後、そう言った。しかし即座に日帝の纏うオーラが変わった。

日帝

あんな米帝共の元ににゃぽんを預けれるとでも思うのか…？変態ロリコン薬中のにゃぽんに悪影響しか与えなさそうな彼奴らに…？

日本

い、いえ。なんでもないです……。

日本

(そういえばアメリカさんの話は地雷だったな…。)

日本

そういえば、江戸さんの家とかは駄目なんでしょうか？にゃぽんも一番安心できる場所だと思うんですが…、

日帝

それがだな…見ない内に行方知れずになっていた。

日本

こんな大事な事が起こってるのに…。それは仕方ないですね。

江戸は生憎行方知れずで預けることは出来なかった。

日本

じゃあ、イタリアさんの家は？

日帝

駄目だ、絶対ににゃぽんに手を出すぞ。

日本

それは…まぁ、はい……。

色々な案は出たものの、全て日帝のダメ出しにより不可になった。

日本

うーん……じゃあ、ロシアさんの家は…？

日帝

はぁ…？あんな奴らの家に…

にゃぽん

ろしあさんち？ぼく行きたい！

日本＆日帝

！！？

いつの間に帰ってきたのか、にゃぽんははしゃぎながら言った。

日帝

い、いや、にゃぽん。考え直せ。本当にあんな奴らの家に…

日本

そうですよにゃぽん…！正直私でもロシアさんの家は無いと思ってるんですから…！

にゃぽん

やだ、ぼくろしあさんち行く！

日帝

(いや、しかし唐突に行ったら流石に断ってくれるよな…よし、それでいこう。)

日本

(日帝さん、恐らく私と同じ事考えてますよね…ロシアさんなら断ってくれますか…。)

そんなこんなで、にゃぽんはロシアの家に預けることになった。日本と日帝は頭を抱えてしまった。

冒頭に戻る。

ロシア

…。

ロシアは一瞬夢だと思い、持っていた酒瓶で自身の頭を殴った。

日帝

は？

にゃぽん

えぇ……？

だが目の前の光景は変わらず、変わったといえば日帝とにゃぽんもフリーズした事くらいだった。

ロシア

……いや、違う。えーと…悪い、これは夢か？

にゃぽん

ゆめじゃないよ！ぼくとにってーさん、ここにいるよ…？

にゃぽんのその一言で、殴った頭が更に痛くなった気がするロシアだったが、取り敢えずにゃぽん一同を家に入れた。

🐜

おかえりなさい。

🐜

自分の作品の中ではかなり長くなりましたね。

🐜

自分でも書いていてとても楽しかったです。

🐜

まだまだプロローグが終わったばかりですが、「こんなシチュ書いて欲しい！」と言うようなリクエストあれば是非お願いします！

🐜

ここまで見て下さりありがとうございました！

終

この作品はいかがでしたか？

2件

にゃぽん達が可愛い〜！にゃぽんがいっている言葉に漢字がすくなくてそして幼い感じが出ていて尊いです！ロシアさん達が物凄く羨ましいです…これからも無理のないように！体調には気を付けてください！

🐜＠カンヒュ民

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