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学校にいる間も田島さんのことが気になって
授業にもなにも集中出来なかった
給食の時
ぼーっと放送を聴いていると、ある曲が流れた
優しい音に聴き入っていると、こんな歌詞が聴こえてきた
「悩んでる身体が熱くて 指先は凍える程冷たい 『どうした はやく言ってしまえ』 そう言われてもあたしは弱い あなたが死んでしまって あたしもどんどん年老いて 想像つかないくらいよ そう 今が何より大切で スピード落としたメリーゴーランド 白馬のたてがみが揺れる 少し背の高いあなたの耳に寄せたおでこ 甘い匂いに誘われたあたしはカブトムシ 流れ星 苦しうれし胸の痛み 生涯忘れることはないでしょう」
私はこの歌詞に心動かされた
このままではいけないと思った
田島さんの気持ちを閉じ込めていちゃいけないと、そう思った
そして私は決意した
美希達に田島さんのことを言う…と
お昼休憩
亜由美
美希
私が二人を廊下で待っていると、向こう側から歩いてきた
言わなきゃ
心音
美希
私は美希と話して少し怖くなったけど、給食の時流れていた曲を思い出して
勇気が湧き上がってきた
心音
美希
亜由美
廊下で歩いていた人達が一斉にこちらに視線を向ける
それでも私は構わず続けた
心音
心音
美希
二人は流石にヤバいと思ったのか、私の口を抑えて体育館裏に連れてこられた
美希
亜由美
二人は完全にいらいらしている様だった
心音
心音
心音
美希
美希
美希
美希
やっぱりなにかされるか…
覚悟はしていたからここまでは想定通りのことだった
美希
亜由美
そう言って亜由美が取り出したのは…
心音
そう言った直後
亜由美は軍手を付け、私を取り押さえた
心音
私はてっきり水をかけられるだけとかかなと思っていたから予想外の展開に驚いた
美希
美希
美希
心音
美希
心音
亜由美
亜由美
亜由美
亜由美
亜由美
美希
心音
心音
心音
心音
心音
心音
美希
美希
美希
美希
亜由美
亜由美
心音
心音
亜由美
心音
美希
美希
心音
美希
すると亜由美は私にビニール袋を被せた
心音
亜由美
美希
段々息苦しくなっていく中、私は二人の声を聞いていた
…あぁ
私はなんだったんだろう
ここまで頑張ったのに…
でも、やっぱり美希には逆らえないんだ…
心音
意識が遠くなる
心音
もっと一緒に話しかった
好きな男の子のこと…
田島さんのこと…
もっと、もっと…
一緒にいたかった…
…田島さん
ごめんね
リリリリリリリリリリリリリリリリリッッ!!
非常ベルがなった気がする
私はそこで意識が途切れた
ここまで読んで頂きありがとうございます。 前回はたくさんの♡をありがとうございます。 いじめ、次回で最終回だと予定しております。 三話まで続けられて光栄でございます。 三話までご覧になって下った方、ありがとうございます。 次回は♡1000で更新致します。 続きが見たい方は是非♡を押して下さるようによろしくお願い致します。 ここまでのご精読本当にありがとうございました。 By 作者ドラ子