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長い通路の先に、少し部屋が広がっていた。
周囲には何もなく、ただ中央に一枚の扉がぽつんとあるだけだった。
その一枚の扉が、むしろ嫌な雰囲気を醸し出していた。
向こうには何が待ち受けているのだろうか。
俺はドアノブに手をかけ、ひねった。
ガチャガチャ
優
優
菜箸
菜箸
菜箸はかなり落ち込んでいる様子だった。
浅谷
浅谷
優
浅谷
浅谷
優
手のひらの中に収まるほど小さい鍵を
俺は鍵穴にさした。
カチャ
優
優
菜箸
浅谷
俺は恐る恐るドアを開け、中を照らした。
優
優
優
優
優
優
菜箸
菜箸
優
優
優
浅谷
優
優
部屋の外で待機していた浅谷と菜箸も、部屋の中へ足を踏み入れた。
ふたりも同じく、部屋の中を懐中電灯で照らす。
浅谷
優
優
優
壁の一部に巨大な穴が開いていた。
そして、その穴の奥に空間が続いている。
浅谷
浅谷
優
優
菜箸
菜箸
菜箸
菜箸
優
菜箸
菜箸
菜箸は、手に持っていた白い棒らしきものを見せてきた。
菜箸
浅谷
浅谷
浅谷
菜箸
菜箸
浅谷
浅谷
浅谷
人骨じゃん
菜箸
優
菜箸
優
あの日、俺たちが見たものは
天井からぶら下がる
おびただしい数の朽ちた人間の骸であった。