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俺は1つの力を持つ、いわゆる『超能力者』
その超能力とは、世界を凍らすこと。
俺は数々の人間をコレクションにしてきた。
コレクションって言うのは人を凍らせたってこと。
その人間のほとんどは俺を怒らせた人。
コレクションはある町の道に並べて飾っている。
実はその町はとっくの前に閉鎖されてて今は誰も使っていない。
俺にとっては最高の町だ。
俺には彼女がいる。そいつも俺の超能力を知ってて
いつでも俺に気遣ってくれるいい人だ。
でも、今日は違う。
奈美
悠真
奈美
悠真
奈美
悠真
奈美
奈美
悠真
奈美
悠真
奈美
悠真
奈美
奈美
悠真
奈美
悠真
悠真
悠真
奈美
悠真
奈美
奈美の声が震える。だが俺はそんなのお構い無し。
悠真
悠真
奈美
あーあ、運ぶのも一苦労だった。
凍った道にまた1つ俺のコレクションが増えた。
でもいい。すぐそばに
一筋の涙を流して固まる奈美がいるから。
俺は奈美の頬に触れた。
悠真
悠真
奈美
