ジョングク
テヒョン
次の日、身なりを整えて久しぶりに大学に行き、帰りに早速テヒョンさん家に向かった。
ヒョンの居場所が分かったからか心は軽く、久々に生きている心地がした。
ジミン
テヒョン
ジョングク
テヒョンさんはヒョンに配慮して、僕の事を後輩だと説明してくれる。
いきなり僕が恋人だと言ったって信じられないだろうし、相手が男だなんてなおさら傷つくだろう。
僕としても、そんなヒョンは見たくなかった。
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
ヒョンは眉尻を下げて謝ってくれる。
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
ジョングク
嬉しい言葉なのに、心境は複雑で、笑って誤魔化した。
その後は、テヒョンさんに勉強を教えてもらうふりをしながら、その合間合間に、ちょっとずつヒョンとの距離を縮めようとした。
でも、思うように話題も振れず、本当にただの勉強会になりかけた時、
テヒョン
と、テヒョンさんが急に席を外した。
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
止める間もなく家を出て行ってしまう。
ジミン
ジョングク
……
重苦しい沈黙が流れる。
ヒョンからしたらそんなことないのだと思うけど。
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジミン
ジミン
ジョングク
僕が泣いたから、ヒョンなりに気にかけてくれてたんだろう。
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジョングク
ジョングク
そこまで素直に言ってから、はっとする。
ジョングク
ジョングク
嘘を慌てて付け加えた。
ジョングク
ジミン
ジミン
そう言ってヒョンは、頭──恐らく怪我したであろう箇所をさすった。
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
そう聞いてふと、嫌な考えに至る。
もしかしてそれは、
僕のせい?
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続きみたいです!!!!!!