グク
JK side.
ジミニヒョン、だけじゃない。
俺だって、あいつに手を出してた。
思いっきり、蹴ったことだってある。
そんな時でも、あいつはずっと隠し通していたのか。
どうすれば、そんなに強くなれる?
俺は本当のことを知っただけで、こんなにも押しつぶされそうなのに、
まるで、心臓を鷲掴みにでもされたみたいだ。
俺は、なんて弱いんだろう。
JK「…俺もです」
JK「俺も、あいつに手を出しました」
俺も、強くなりたい。
自分のまちがいを認めた、ヒョン達みたいに。
辛くても、ずっと守ってくれていた、○○みたいに。
TH「…それで?」
JK「…許されないことをしたって、わかってます。それでも謝ります。○○が許してくれなくても。謝り続けます」
TH「…その言葉、信じてるから」
JK「!…はい!」
JH「ナムジュナとジニヒョンはどうするんですか」
RM「…俺もグガと一緒だよ。謝り続けるよ。リーダーなのに気づかなかったこと、傷つけてきたこと、全部」
JH「…ジニヒョンは?」
JN「…俺さ、気づいてたんだよね」
JH「…」
JN「俺が○○の分のご飯作らなくなった時、あの子すごく悲しそうな顔しててさ。俺も、もちろん謝るよ。それで、また作ってあげたいんだ。たとえ食べてくれなくても、今度は作り続けるよ」
JN「○○の居場所は、ここだからね」
ねぇ、○○
みんな、君に謝りたいんだ。
また、君と笑いたいんだ。
これからは、俺たちが君を守るから、
だから、戻ってきてよ。