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短編
今と昔、僕の救世主
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
琉優斗
そんな叫びも虚しく 僕は謎の男たちに連れ去られた
それが約2ヶ月前の出来事…
僕が連れてこられたのは
所謂 " 体を売る仕事 " をする所
「お前も体売れ」
そう男たちに言われて…
僕は反抗出来ず 体を売ることになった…
常連さんができ、慣れてきたものの
指名されてもあまり気は進まない…
やはり見ず知らずの 気持ち悪いおじさんに
" 穢される "みたいで、、
だからある人が来る時以外は 僕は吐き気がするほどだった
そんな中 僕の救いになった人がその人で
明日はその人が来てくれる日だ
琉優斗
明日はあの人が来てくれるから あと1日我慢しよう…
そう思う事でこの生活を 耐えていると言っても過言ではない
今日も気持ち悪いおじさんに 愛想を振りまく
可愛い青年だと思わせる
おじたん
琉優斗
ヂュル…チュポッ…
…………………………………
おじたん
琉優斗
僕は飲んだふりで誤魔化しながら バレないように吐き出す
琉優斗
おじたん
琉優斗
おじたん
…来なくて結構ですけどね
というか… もう会わないと思いますよw
あぁ、やっとだ… あの人が来てくれる
僕の救世主である彼が、、、
__
琉優斗
__
琉優斗
__
琉優斗
スタッフ
__
スタッフ
…そう、僕が1番稼いでいた、、 いや、僕しか稼いでいなかった と言う方が正しい
でも、そんな日々は終わりだ、
ここもじきに潰れるだろう
__
スタッフ
ドサッ…( お金を置く
__
スタッフ
男たちは、 僕を逃がす気は無いらしい
でも、舐められては困る
元運動部で、足の速さ、 体力には自信があるので
__
彼はそう言って僕の手とお金の入った 鞄を掴み男たちから逃げる
ただ、彼の方が
僕より足が少し遅いのか、
僕を気遣ってなのか
少し遅めに走っている
それでも男たちには速いくらいで 一向に追いつかれる気配はない
そうしてひたすら走り、
男たちを撒いて新しい家へ向かう
__
彼が言う場所は豪邸だった…
詳しく聞くと 彼には兄弟がいるらしく、 みんな婚約者がいるらしい…
そして、彼の婚約者は僕らしい…
、、、え!? 僕 !?
__
あの時、僕は 彼との婚約を許可した
そして、今でも愛されている
__
琉優斗
「手加減なんてしないから」(耳元)
パンパンパンパン…
琉優斗
__
パチュンッパチュンッ…
琉優斗
__
琉優斗
おじさん達から君だけになって
君に愛されて良かったなぁ…
ずっと__を愛してますッッ
だから、傍にいて下さいね
✼••┈┈┈┈•• 𝑒𝑛𝑑 ••┈┈┈┈••✼
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