まだ発展途中の男の子たちの背中
肩まである髪を結ぶ女子や
それらと話す教師
そのような障害物を掻き分けて、向かう場所はただ一つ。
夢野うき
朝から1時間かけてセットした髪が崩れてしまったのを残念がる。
ただ、目の前の幸せを思うと蟻より小さいことなのではと考えてしまう
ふぅ〜。と息を整えるのを3回繰り返すのがマイルーティーン
夢野うき
夢野うき
ガラガラガラー
ドアを開けると
ふかふかそうな帽子を被っているのと
190cm以上ある長身とのギャップがありすぎる男が文庫本を読んでいた。
夢野うき
彼と机を挟んだ所に置いてあった椅子に腰掛けながら
カバーのせいで見えない文庫本の内容を問うのだった。
ロー
夢野うき
夢野うき
この保健室には数え切れないほど通ってきた
それはローと”話すため”ではなく
ローを”観察するため”だったのだ。
夢野うき
夢野うき
ロー
ローは絶対に聞こえるほどの大きさのため息を一つつく。
ロー
ロー
夢野うき
夢野うき
ロー
夢野うき
夢野うき
ロー
夢野うき
ロー
ロー
夢野うき
夢野うき
ロー
夢野うき
ロー
もはや言葉も出ないようだったが気にしない。
夢野うき
ローのその端正な顔とスタイルから
仮病を使って保健室に通う女子がほとんどだ
夢野うき
そんなことを考えていると
ガラガラガラー
誰かが保健室に来たようだった。
ルフィ
ルフィ
夢野うき
ルフィ
ルフィ
夢野うき
ロー
ロー
この子はルフィ。
私の2つ下で、とても可愛いので面倒を見ている。
ルフィ
ロー
ルフィ
ルフィは陸上部に入部していて、全力ダッシュしたところ....って感じかな。
ロー
ロー
ルフィ
夢野うき
夢野うき
ルフィ
ロー
パコッ
とローがルフィの頭をチョップした
ルフィ
夢野うき
ロー
ルフィ
ロー
夢野うき
夢野うき
夢野うき
ルフィ
ルフィ
ルフィ
夢野うき
ガラガラガラー
夢野うき
ロー
ロー
夢野うき
夢野うき
ロー
夢野うき
ロー
ロー
夢野うき
ロー
夢野うき
ロー
夢野うき
わざと先生から視線を逸らし、顔を両手で包む。
ロー
夢野うき
「言葉が漏れる」とはこのことだろうか。
絶望のあまり可愛げのかけらもない言葉を漏らしてしまった。
ロー
夢野うき
夢野うき
ロー
夢野うき
夢野うき
ロー
ロー
夢野うき
私は居てもたっても居られなくなって
光の速さで保健室を飛び出した
夢野うき
夢野うき
バカだなあ、私。
先生に翻弄されるのがこんなにも嬉しいなんて。
ナミ
夢野うき
ナミ
夢野うき
ナミ
夢野うき
ナミ
ナミ
夢野うき
ナミ
夢野うき
ナミ
ナミ
夢野うき
ナミ
ナミ
夢野うき
ナミ
サンジ
サンジ
夢野うき
サンジ
サンジ
夢野うき
サンジ
サンジ
夢野うき
ナミ
サンジ
スモーカー
スモーカー
相変わらずスモーカー先生は怖い
もちろん逆らう生徒は一切いない
スモーカー
スモーカー
サボ
サボ
女子たち
女子たち
夢野うき
夢野うき
コメント
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