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ぬいぬい
ぬいぬい
ぬいぬい
ぬいぬい
桜遥
梶蓮
楡井秋彦
蘇枋隼飛
梅宮一
柊登馬
橘ことは
兎耳山丁子
十亀条
佐狐浩太
ぬいぬい
ぬいぬい
ぬいぬい
俺はずっと一人だった
俺がΩだと知った途端両親は俺を捨てた
親戚たちも避けるかΩなのを知るとそういう道具として見てくるか
誰も俺を大事にしてくれなかった
同級生も基本そういうやつらばっかだった
喧嘩では弱いくせに俺がΩってだけで見下してくる
俺を退屈しのぎの道具としてしか見ていない
だから俺はこの街に来たのだ
ここなら俺を知ってるやつがいない
しかも風鈴は偏差値が最底辺、喧嘩は最強なんて
俺の理想の場所だと思った
この時俺はまだ知らなかった
風鈴が今は街の盾としてヒーローのような存在になっていたことを
そして俺の運命を動かす出会いがあることを
ぬいぬい
ぬいぬい
ぬいぬい
ぬいぬい
ぬいぬい
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