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投稿遅くなってすみません
続きです
冷たい、風が吹く。
動けない空間の中で。
ただ一人、千切だけが視線を逸らさない。
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目の前にいるのは。
もう自分の“知ってるやつ”じゃない。
でも。
確かに、知っている。
なのに。
cgr
絞り出すような声。
cgr
國神は、答えない。
ただ、立っている。
kn
ただ、それだけ。
__昔。
まだ、全部が壊れてなかった頃。
蜂楽と潔が会っていない頃。
kn
少し不機嫌そうに言う國神。
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軽く返す千切。
その少し後ろで。
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笑いながら間に入る潔。
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kn
國神が言う。
kn
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潔は笑う。
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その一言で。
國神は、少しだけ黙る。
千切は、それを見て笑う。
cgr
kn
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あの頃は。
それで、よかった。
三人で戦って。
三人で帰って。
三人で笑い合った。
それが、あの頃の当たり前だった。
……はずなのに
そして、現実に戻る。
目の前には。
何も言わない、あっち側に立った國神。
cgr
cgr
千切が、低く言う。
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kn
遮られる。
短く。
冷たく。
千切の言葉が、止まる。
kn
國神が続ける。
kn
その言葉に。
一瞬だけ、千切の中に希望が生まれる。
でも。
kn
残酷なほど。
簡単に。
言い切る。
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千切の思考が、止まる。
kn
cgr
kn
その一言で。
全部、切られる。
kn
kn
kn
kn
kn
cgr
静かな断定。
kn
その言葉に。
空気が凍る。
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凛が、動こうとする。
でも。
壁は、消えない。
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千切の声。
微かに、震えている。
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強く一歩、踏み出す。
cgr
cgr
cgr
cgr
kn
國神は、何も言わない。
でも。
その目が、少しだけ揺れる。
ほんの、一瞬だけ。
でも……。
kn
cgr
kn
低く、問う。
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千切が、詰まる。
思い出す。
あの日。
守れなかったもの。
壊れたもの。
kn
國神が続ける。
kn
cgr
kn
kn
完全に、否定する。
kn
kn
kn
その言葉は。
誰よりも。
“ヒーローだったやつ”のものとは思えなかった。
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千切が、強く歯を食いしばる。
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小さく、問う。
cgr
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その瞬間。
國神の動きが、止まる。
一瞬。
kn
答えない。
でも。
否定もしない。
それが、その問いの答えだった。
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千切が、目を伏せる。
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ゆっくりと、顔を上げる。
cgr
静かな決意。
cgr
cgr
cgr
cgr
國神の目が、細くなる。
kn
再び。
空気が張り詰める。
でも。
その奥で。
kn
國神は、ほんの少しだけ。
視線を逸らした。
それを。
千切は、見逃さなかった。
コメント
3件
潔と千切、國神の間に何があったんでしょうか?また面白い展開ですね!今回もとっても面白かったです!