et
口の前に手を広げて
はーっと息を吹きかける
et
今私は、yanくんに休んでくださいと言われ、
裏で休憩している
et
思わずあくびが出る
時刻を見ると、深夜の1時
et
時計を眺めていると
瞼が重くなってくる
et
なんとか起きようとしても
睡魔には勝てず
少しだけならと思い
机に顔を伏せて目を瞑った
et
肩になにか触れられて
思わず目を開ける
チラッと横を見てみると
yanくんが自分の上着を私の肩に掛けてくれていた
et
思わず声を上げる
yan
yan
et
et
et
yan
yan
et
et
私の肩に掛けてくれた上着を取ろうと
上着に手をかけたら
上着に触れた片手をyanくんの手で包まれ
ガシッと握られる
yan
et
yan
yan
et
yan
握られている手は力を入れても全く動かないし
何言っても無駄だなと諦めた私は
et
と、小さく返事をすると
yanくんがそっと手を離してくれる
yan
et
私はまた机に顔を伏せ、目を閉じる
肩に掛かっている上着から
yanくんの安心する匂いがしてくる
なんだか、まるで
優しく包んでくれるように、抱きしめられているみたいで
そんなことを思っていると
意識はだんだんと遠くなっていく
et
あと少しで寝てしまいそうなとき
頭になにか温かいものに撫でられる
et
そっとyanくんにバレないように目を開けてみると
yanくんが微笑みながら
私の頭を撫でてくれていて
et
声を出してしまいそうになり
思わず目をぎゅっと閉じる
えっどういうこと…?
yanくんが私の頭を撫でてくれているの…?
そう気づいた途端
顔が熱くなっていくのを感じる
なんだかまるで
髪の毛一本一本に神経が通っているようで
et
髪の毛にしか意識がいかない
et
嫌じゃない…
こんな感情、初めてで
自分のことを自分で抑えられなさそう
何、この気持ち…
ドキドキと心臓が高鳴って
苦しい…
ガラッとドアが開き
チラッとドアの方向を見ると
yan
tt
tt
店長は、夜中にはあまり出勤しない
だから、会う機会が少ない
tt
yan
yan
tt
tt
yan
et先輩がいる裏へ足を運ぶ
yan
tt
yan
怒られると思い
焦って理由を話す
tt
tt
怒られないことにホッと胸を撫でおろし
時計をチラッと確認する
yan
tt
店長が困ったように笑う
yan
tt
tt
tt
yan
tt
そう言って、店長はet先輩の頭を撫でる
yan
tt
tt
その言葉を聞いた瞬間
心にモヤがかかる
yan
tt
yan
tt
yan
tt
tt
tt
店長が目線をet先輩に下ろし
撫でていた頭から頬に下ろして
愛おしそうに優しく撫でる
yan
さっきまで、俺が撫でてたのに
tt
tt
yan
気づいたときには、言葉が口から出ていた
tt
yan
tt
tt
yan
まただ
この心の中が真っ黒に染まったように
苦しくなる気持ち
俺より、先を越されているみたいで
嫌だって思ってしまう
みんな、俺の知らないet先輩を当たり前に知ってて
簡単に触れたりできるし
そのくせ俺は
tt
店長の声でハッと我に返る
さっきから何を考えてたんだよ…
yan
tt
yan
tt
店長がet先輩の頬から手を離し
背中に手を当てる
tt
tt
et
et
tt
et
tt
そう言ってet先輩の頭を撫でる
et
yan
et先輩、想像以上に甘えてくる…
tt
et
yan
et
眩しい笑顔でそう伝えてくれる
tt
yan
tt
yan
et
yan
et先輩が立ち上がると
俺の手を握る
yan
et
tt
yan
tt
et
俺の手を引っ張って走っていく
yan
et先輩と繋いだ手を強く握れなくて
でも、弱めに握るのも違うし
力加減、どうしたらいいんだろう
せっかく繋げたこの手を大事にしたいし
でも、ヤンキーの俺が強く握ったら痛がると思うし
コメント
19件
え、まってぇ!?最高すぎなぁーい?·͜·ᰔᩚ 見てる時に間違えて電源を消してしまい画面に自分の顔がうつりました その時の顔はとてもニヤニヤしててキモすぎましたw それぐらい最高です!!w 続き見るの遅くなると思いますがお願いします!
うわああああああああッッッ 尊いいいいい゙い゙ etさんが甘えるとか 可愛すぎて気絶します…