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さとみ

俺の悩みは.......

ころん

うん。

僕は小さく息を飲む。

さとみ

俺が小さい時の話になっちまうけどいいか?

ころん

え、うん。

さとみ

俺さ、8歳のころにレ○プされたんだよ。

ころん

.......え?

さとみ

無理やりヤられて、無理やり挿れられて

さとみ

無理やり.......写真撮られたんだ。

ころん

えっ.......

僕は

さとみくんが言ったことに

恐怖を隠せなかった。

小さい頃にそんなことを

無理やりさせられてたんだ.......

思わず同情してしまうほどだ。

さとみ

しかも、初めてヤった相手がトムなんだよ。

ころん

え!?

ころん

そ、そうなの?

さとみ

あぁ。

さとみ

あいつゲイなんだよ、男が好きなんだって。

さとみ

気持ちわりぃよな。

ころん

.......

僕は、ただ

黙って話を聞くことしか出来なかった。

でも、確かに

さとみくんは

イケメンだ。

男の僕でもドキドキしてしまうほど。

ころん

そ、そんなことがあったんだ.......。

さとみ

.......

さとみ

ごめんな。

ころん

えっ?なんで?

さとみ

変な事聞かせちゃったから。

ころん

.......

すると

さとみくんは

軽く僕の頭を撫でてきた。

さとみ

本当にごめんな。

そう言って

部屋を出ていってしまった。

僕は

ただ怖かった。

本当に怖いのはさとみくんなのに

明日からどんな顔して

接したらいいんだよ.......。

ころん

はぁ。

僕は小さなため息をついた後

一気にジュースを飲み干す。

そして

空のコップを片手に持ちながら部屋を出た。

その後

お風呂から出た僕は

すぐさま部屋に駆け込む。

今は誰とも喋りたくない。

ベットに座り

スマホをいじる。

スマホの時間を確認すると

11時を過ぎている。

ころん

早く寝なきゃ.......

僕は

部屋の電気を消して

ベットに潜り込む。

そして

ゆっくりと瞼を閉じる。

だが、中々眠れない。

さっきから

誰かの声が聞こえてくる。

とても耳障りだった。

僕が耳をすましながら

聞くと

その声の正体は

誰かの喘ぎ声だった。

ころん

え.......

その瞬間

僕の頭に浮かんできたのは

さとみくんだった。

ころん

まさか、ち、違うよね.......。

そう自分に言い聞かせ

無理やり目を閉じる。

そして次の日になった。

僕はそこまで眠れなかった。

声が鬱陶しすぎた。

朝の3時くらいまで

喘ぎ声が聞こえた。

元気過ぎるでしょ.......。

さとみ

あっ、ころんおはよう。

ころん

え!?

さとみ

え?何?

ころん

いや、別に.......

昨日の喘ぎ声聞いて

普通に挨拶できるわけないでしょ!?

ころん

お、おはよう。

さとみ

うん。

トム

ころん、おはよう!!

ころん

あ、おはようございます。

超気まずいんだけど.......

るぅと

ころちゃん、おはようございます。

ころん

え、あ、るぅとくん。

ころん

おはよう。

るぅと

ころちゃん、どうしましたか?

ころん

な、なにが?

るぅと

目の下に隈が出来てますよ。

ころん

昨日、中々眠れなくって.......💦

るぅと

そうなんですか、ちゃんと寝てくださいね!

ころん

わ、分かった!

すると

るぅとくんが

僕の目の下を触ってきた。

ころん

え.......?

ころん

るぅとくん?

るぅと

.......

いやいや、無言で触られても

怖いだけなんだけど!?

るぅとくんは軽く触った後に

るぅと

本当に寝てくださいね!

そう言って

手を離してくれた。

ころん

う、うん。

留学こなきゃ良かったなぁ。

そんなことを思ってしまうほど

僕は疲れている。

朝ごはんを食べたあと

トムさんは仕事に行ってしまい

僕達は

昼ご飯を食べに

アメリカのカフェに来た。

ころん

さ、さすがアメリカ。

るぅと

ですね!

るぅと

なんだかワクワクしてきませんか?

ころん

いや、全然.....。

僕はとにかく疲れた。

さとみ

ほら、行くぞ。

るぅと

あっ、はい!

るぅと

ほら、ころちゃん早く来てください!

ころん

.......うん。

入ったカフェは

アメリカとは思えないほど

日本風だった。

るぅと

わ〜、凄いですね!

さとみ

だろ。

さとみ

ここの店長、日本人なんだよ。

ころん

へぇ、そうなんだぁ。

さとみ

さすがに、まだアメリカ料理は慣れないだろ。

さとみ

だから、こういう感じの方がいいかと思って。

ころん

.......

まだ疲労は残っているが

お腹が満たされれば

疲労なんてなくなるだろ。

そう思い

僕は食べる気満々で

料理を注文した。

さとみ

ころん、お前そんなに食べれるのかよ?

ころん

まぁ、なんとか.......。

るぅと

もし、無理だったら僕に言ってくださいね!

ころん

う、うん。

るぅとくんも

以外に食い意地張っていることに

少しだけ驚いてしまう。

るぅと

あ!

るぅと

そういえば、さとみくん!

さとみ

あ?

さとみ

てか、さとみさんだろ。

るぅと

あ、ごめんなさい!

るぅと

あの、昨日さとみさんの声がずっと聞こえてきたんですけど.......。

さとみ

.......

さとみ

どんくらいの時間?

るぅと

う〜ん、11時くらいから朝くらいまでだと思います!

さとみ

.......それは悪い。

るぅと

なにかしてたんですか?

さとみ

まぁちょっとな。

るぅと

そうですか!

なにしてたのか

めっちゃ気になるんだけど.......。

ころん

あの、さとみくん。

さとみ

ん?

ころん

昨日の夜、何してたの?

さとみ

.......内緒。

ころん

内緒なんだ......。

僕はこの日

結局さとみくんが

なにをしていたのかは

聞き出すことができなかった。

僕の留学先に彼はいた。

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続きタノシミニシテマス(((((

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