/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
⚠️注意⚠️ もう分かるよね？
気づかれないで抜け出せたのはいいがこれからどうしようかと考える
けど、まずはやっぱり兵庫から離れなあかん…
財布の中は空っぽだが通帳の中には今まで貯めてきたものがある。
まず新幹線でどこか遠いところに行って…
その後漫画喫茶っちゅうところに泊まるか？
漫画喫茶とオンボロホテルはどっちが安い…
それに漫画喫茶って泊まれるん？
…調べてみるか
調べたら漫画喫茶は出てこなかったがネットカフェは出てきた
ずっといちゃダメなんかな？
ならネカフェを転々として暮らしていく…
で、いいんか？
バイトもせんとあかんから転々としながらバイト…
大変そうやなぁ
でも大変そうなのを選んだのは
この俺や
逃げたくなって逃げてきたくせに今更弱音なんて
吐けん
俺はこれから
この自分が選んだこの道を歩んで
幸せに…
なる。
資格は俺にあるんか？
幸せにはなれんくても
それでも俺は逃げる。
不幸と幸せじゃないなら幸せじゃない方を選ぶやろ？
……誰に言っとるんやろ。
まぁ、ボロいホテルやなくてネカフェで過ごすのは決まったけど
どこに行こう…
東京はきつそうやな
田舎にすればええか
お金ない人は田舎に住めって言うし
場所は俺が着いた時に出発する新幹線でええか
バレないうちに行こ
着いたけど思ったより人少ないな…
平日だからか
丁度出発する新幹線は
宮城行きや。
結構遠いし田舎っぽいし
そこにするか。
新幹線に乗り込もうとした時
誰かに腕を引かれた
宮治
宮治
びっくりして振り向くとそこに居たのは
俺の双子の片割れ
侑がいた
宮治
宮侑
侑は息を切らしていて整えながら俺に言った
怒られるんか。そう思い身構えていると
宮侑
悲しそうな声音で
悲しそうな顔で
俺に言った。
宮侑
宮治
そうや。
俺と侑は
ツムとサム。
そう呼び合ってたんや
いつからだっけか
俺が侑のことを侑と言っていたのは。
口に出して侑と言ったのは初めてや
宮侑
宮治
宮侑
悲しそうな表情の次は
怒っている表情になった。
プルルル────。
出発の合図や
俺は弾かれたように手を振り払い
素早く新幹線の中に入った
侑は追いかけようとしたけどその前に
新幹線のドアは閉まった。
俺は今ぼーっと
電車に揺られている。
ならぬ新幹線に揺られている。
ええんや。
これでええんや
これで俺は
もう
辛い思いなんかしない───。
やべぇ… 下手すぎる。 新幹線乗ったことないんで想像です。 実際乗る時と全然違うと思います。 すみません
コメント
2件
♡100にした！やっぱ面白いなぁ〜！（宮治の重荷） これからも頑張って下さい！続き楽しみにしてます！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
