テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

文スト短編（？）集

第3話 - ドスポオ人魚姫1

2023年04月16日

#文スト

#文豪ストレイドッグス

#文スト腐

#文豪ストレイドッグスBL

#BL

#微グロ

飛落 (Hira)超‐不定期-

ポオ

今回の主役は

ドストエフスキー

僕と　、

ポオ

吾輩であるね　。

ドストエフスキー

え　~　っと　、　確か
人魚姫パロでしたよね　？

ポオ

嗚呼　、　吾輩が王子役で君が人魚姫役であるよ　。

ドストエフスキー

そうですか　。

ドストエフスキー

頑張ります　。

ポオ

因みに　、　主はそこまで人魚姫覚えてないから　、　原作とはちょいちょい違うのと　、　パロって言ってるけど厳密には違うそうである　。

ポオ

じゃあ早速本編へ行こうか　。

ドストエフスキー

最初は僕視点、でしたよね　？

ポオ

そうであるね　。

ドストエフスキー

了解です　。

ドストエフスキー

では行きましょうか　。

僕の名前はフョードル・ドストエフスキー　。人魚です　。

先日　、　禁忌を犯した幼馴染が海の泡となりました　。どうやら、水面に出て人間の王子に恋をし　、結局それが報われなかったそうです　。あの人の姉君達の厚意を無下にしてまで愛する人を守るだなんて　、　阿呆だと思いました　。

ドストエフスキー

其れにしても　、　暇ですね　。

僕はそう呟くと　、　暇潰しに散歩へ出掛ける事にしました　。

ドストエフスキー

ん　、　あれ　、　此処は　…　？

確か　、　海を散策していて　…　。

ドストエフスキー

あ　、　そうだ　、　其れで海が怒って　…　。

水が濁り　、　様々な物が流れて来て　、　水上が騒がしかったので水面の方へ言って顔を出したのだ　。

ドストエフスキー

其れで　、　顔を出したら　、　流れている人間達と　、　壊れ沈んでゆく船があって　。

其の船の剥がれて流れていた板が風で勢い良く僕に当たって僕は意識を失ったんでしたね　。

ドストエフスキー

え　、　というか此処　、　海の上じゃないですか　。

ドストエフスキー

弟達にバレたら面倒臭い　、　というか既にバレてそうですし　…　兄達にもなんか　、　弄るネタにされそうですね　。

ドストエフスキー

早めに戻ろう　。

ドストエフスキー

イワンが心配して今にも僕を捜して騒いでるかもしれませんしね　…　。

そうして僕は海の方へ行こうとします　。

ポオ

一寸　。

其の時です　、　なんと後ろから声を掛けられました。困りましたね　、　人間でしょうか　。否　、　十中八九人間でしょうね　。僕は取り敢えず笑顔で振り返ります　。

ドストエフスキー

　…　なんでしょう　。

僕は　、　声の主を見て目を見張りました　。

声の主は迚　、　美しく華奢な男性だったからです　。彼は　、　何処か寂しそうな雰囲気と　、　溢れ出る様な色気を纏っています　。

ポオ

君　、　人間　、　であるか　？

ドストエフスキー

違いますね　。

ポオ

じゃあ　…　人魚　、　であるか　？

ドストエフスキー

取り敢えず名乗って下さい人間さん　。

ポオ

ああ　、　済まないである　。

ポオ

吾輩はエドガー・アラン・ポオ　。

ポオ

一端の　、　容姿だけを買われてこの国の王の愛妾となった商人娘の子である　。

ポオ

まあ　、　其れでも王宮で度々仕事をさせられてるけど　。

ドストエフスキー

ポオさんですか　。

ドストエフスキー

僕はフョードル・ドストエフスキーです　。

ポオ

ドストエフスキー裙だな　。

ポオ

で　、　君は何者であるか　？

ドストエフスキー

お察しの通り人魚です　。

ドストエフスキー

王の子供と云うのならば　、　此の前王子の恩人として船に上げられた娘を知っている筈です　。

ドストエフスキー

彼女も人魚で　、　私の幼馴染ですよ　。

ポオ

ああ　、　あの突然消えたと噂の娘であるか　。

ドストエフスキー

海に住む魔女に人間の様な足を貰う代わりに声を提供したそうですよ　。

ドストエフスキー

其れで　、　数日以内に王子と愛の誓いが出来なければ　、　海の泡となって消える　、　という約束だそうでした　。

ドストエフスキー

まあ　、　僕にも貴方にも関係の無い話ですけどね　。

ポオ

幼馴染だと云うのに　、　随分と冷たいであるね　。

ドストエフスキー

僕彼の人苦手なので　。

ポオ

そうなのか　。

ドストエフスキー

はい　。

ドストエフスキー

では　、　僕はそろそろ戻りますね　。

ドストエフスキー

人間と会話をしている所を見られたら何と云われるか　。

ポオ

そうであるか　。

ドストエフスキー

…　また　、　お会いする機会が在れば嬉しいです　。

ポオ

人間と話しているところを見られてはならないのだろう　？

ドストエフスキー

まあそうですが　…　。

ドストエフスキー

　…　バレなければ犯罪じゃないんですよ　。

ドストエフスキー

適当にイワンとかに罪を擦り付けておきます　。

ポオ

くふ　、　そうか　。

ポオ

なら　、　できるだけバレないよう　、

ポオ

明日の宵　、　皆が寝静まった時に逢おうである　。

ドストエフスキー

本当ですか　？！

ドストエフスキー

ありがとうございます　。

ドストエフスキー

楽しみにしていますね　。

ポオ

ああ　、　吾輩も楽しみにしておくである　。

ドストエフスキー

　…　では　、　またお会いしましょう　。

私はそう云い置いて　、　海へと帰った　。

ドストエフスキー

…　はぁ　。

イワン

どうしたのですか　、　頭目　。

ドストエフスキー

いえ　、　何でもありません　。

ドストエフスキー

外して下さい　。

ドストエフスキー

もう帰って問題無いです　。

イワン

お茶は　…　。

ドストエフスキー

今気分じゃないです　。

イワン

…　分かりました　。

イワンを追い出したので　、　椅子に座り　、　楽しみ過ぎて待つのが憂鬱という心を落ち着かせる為に紅茶を淹れる事にしました　。

ドストエフスキー

…　はぁ　。

ドストエフスキー

本当に　、　疾く明日の宵になりませんかね　。

ｺﾝｺﾝ

扉がノックされたので　、　僕は紅茶と共に溜息を飲み込んだのでした　。

ポオ

もう直ぐ90タップになるから一旦此処で〆だそうである　。

ドストエフスキー

イワンの口調迷子笑いかけました　。

ドストエフスキー

主がイワンの登場シーン殆ど適当に聞き流していたからですね　。

ポオ

忙しくて組合戦と鼠戦は興味のある話以外飛ばしていたであるからね　。

ドストエフスキー

全くです　。

ポオ

取り敢えず〆ようである　。　タップ数が　…　（）

ドストエフスキー

はい　。

ポオ

続編は其の内書くそうである　。

ドストエフスキー

其れと　、　暫く亀投稿になるそうです　。

ドストエフスキー

では　、　また　。

ポオ

またねである　。

文スト短編（？）集

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

飛落 (Hira)超‐不定期-

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

文スト短編（？）集

第3話 - ドスポオ人魚姫1

作者の他の作品すべて見る

#文ストの新着小説
一覧

関連するタグ

文スト短編（？）集

第3話 - ドスポオ人魚姫1

作者の他の作品すべて見る

#文ストの新着小説一覧

関連するタグ

#文ストの新着小説
一覧