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占い師
あなた…ついてますよ。
…え？
突然言われたその言葉
少し気になり、話を聞いてみた
占い師
近いうちに大ケガを
するかもしれませんね、、
するかもしれませんね、、
…それって、事故とかですか？
占い師
はい
占い師
早めにお祓いに行くことを
おすすめします。
おすすめします。
なるほど…
分かりました…
ありがとうございます…
まさか
そんなこと言われるとは…
もしかしたらもうすでに…
『時すでに遅し』
だったりして
なんてね。
『ゾワ』
急に背中の方がゾワッとした
きゃ、なに!?
後ろを振り向いても誰もいない
な、なんなのよ…
やめてよ…
あの変な占い師さんが
あんなこと言うから…
あんなこと言うから…
ふふふ
ずっと
ずっと
ずっと
一緒だよ。
あなたは僕の
恋人なのだから。
だから
ずっと一緒にいられる方法を
僕なりに考えてみたんだ
それは
『一緒に死ぬこと』
さぁ、こっちへおいで
!?
か、体が勝手に…
そっちは…！
いやだ…
だめ、だめ、、
体が勝手に動いた方向は
滑って落ちたら即死であろう
急な崖だった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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