…茶番はもう、終わらせる
たしかに柳はそう言った
そして、魔法。
藤薫
ざわっとクラス中が盛り上がる
それを横目に見ながら、日花は気に留めない風にして残りのロボを片付ける
葉山
角山
柳
柳
その壱言で、今度はクラス全体が静まり返る
周囲の反応を確認するように、皆顔色を伺い合う
柳
柳
日花が作業を終えたようで、ロボが話し出す
木下【ウミ】
西名
少しずつ、場に高揚感が走った
前世を信じきれていなかった者までが、自分も何かできるのではないかと
微かに希望を抱く様子であった
柳
柳
柳
誰に言うでもなく、空を眺めて言ったあと
柳は私だけが気がつくくらいのスピードで、一瞬私に視線を送った
翌日、早朝
西名
石上
皆は焦りを奥底に抱えて、信じてもらおうと私の元へ来た
藤薫
西名
角山
網野
角山
石上
石上
石上
藤薫
クラスの半数が私に正体を告げに来るほどだった
そしてそのほとんどが、Purple Starsの壱員であった
藤薫
藤薫
そのとき、ガラリと勢いよく扉が開いた
葉山
藤薫
葉山
藤薫
葉山
葉山は切羽詰まったように私に尋ねた
藤薫
藤薫
葉山
葉山
葉山
葉山
藤薫
藤薫
藤薫
藤薫
藤薫
藤薫
葉山
藤薫
葉山
葉山
藤薫
その日の放課後、弍人に残ってもらった
日花【エル】
何人かは勝手についてきたが、気にしないようにした
葉山
イチ【ニーナ?】
元々友達だった弍人は居心地悪そうに、互いを探った
角山【トキ】
角山【トキ】
葉山
外野を交えた弍人の話し合いは、一向に進展しそうになかった
此方【ツギ】
藤薫
藤薫
此方【ツギ】
此方も、気まずそうに弍人を眺める
ニーナは此方自身の相棒のような存在だった者でもあるが
今では弍人とも此方の友達である
藤薫
藤薫
藤薫
そんな硬直状態だった中、明るい声がその場に轟いた
進東【ラージュ】
進東【ラージュ】
進東【ラージュ】
藤薫
藤薫
藤薫
進東【ラージュ】
藤薫
藤薫
小夜
小夜
コメント
3件
……え?ニーナさんが2人……?え、ちょっと待って?どちらかが本物でどちらかが偽物、ってこと……?もしくはニーナさんの前世の記憶をどちらかが吸収したって言うか受け取ってしまったって言うかそーゆー感じ、とか……? これどっちかが裏で操られてるとかだったらいろいろやばい気がするけど……。うわああ……続き気になるうう……!!!
タイガくん分かりやすすぎて大好き笑笑笑笑 うーん、本物はだいたいあとから出てきた方なんじゃないかなっておもうけどなあ