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放課後
いつもと同じように帰宅部の俺らは意味もなく教室に残っていた。
…いや、いつもと同じではないか。
まひる
中村
先日腐女子だったことが発覚した中村が、なぜか一緒に教室に残っていた。
今日は四人。
今までずっと三人だったので、少し変な気分だったが、これはこれで楽しかった。
ひかる
まもる
中村
まもる
中村
「え?」
俺とひかるがハモった。
意外すぎる。
ギャルが、美術部。
意外すぎる。(二回目)
ひかる
中村
一応、今日も美術部の活動あるよな? 自由参加なのか? 自由すぎないか? 部活動として成立しているのか?
まもる
色々な事を思ったが、俺は全てを飲み込んだ。
お陰でいつものひかるみたいな返事になった。
まひる
まひる
まひる
まひる
まひるによる怒涛の質問ラッシュ。
まあ、俺も俺の好きなゲームを好きなヤツが学校にいたら、こんぐらい質問攻めにするだろうと思うことでなんとか耐えた。
好きな子がBLの話してんの、結構辛いんだぞ。
中村
中村
中村
中村
こちらも怒涛の質問返答。
まひる
まひる
中村
中村がまひるを軽蔑するような目で見た。
前も思ったが、中村は人を睨む癖があるようだ。 多分、本人に自覚はない。
いや、怖ぇって。
中村
まひる
中村
二人が見つめあう。
女子二人が見つめあっているというのに、可愛さは微塵もなく、二人とも目が鋭くて怖い。
まひる
中村
醜い争いが始まった。
二人の視野から俺とひかるはいないらしい。
面倒くさいので、俺はひかると話すことにした
まもる
ひかる
ひかる
まもる
まもる
ひかる
まもる
とりとめもなく他愛もない話をした。
完全に話し込んでいて、喧嘩?していた二人のことを忘れていた。
そのことを思い出してすぐに視線を二人に向けた。
まもる
二人は肩を組んでいた。
さっきまでのギスギスした空気がなくなり、ほんわかとした空気が流れていた。
まひる
中村
まもる
一体何が起きたんだ。
ひかる
ひかるは驚いていた。表情にはあまり出ていなかったが、多分、驚いていたと思う。
あまりBLに詳しくないひかるからしたら、ただただ喧嘩していたように見えただろうから、そりゃあ驚くだろう。
まひる
まもる
中村
まひる
中村
まひる
まもる
突然、自分と幼馴染み(男)のBLの話を聞かされたら、どういう反応をすればいいんだろうか。
ひかる
相変わらずひかるはなに考えてるかわかんねえし。
中村
まひる
突然、俺がひかると付き合ってることにされたらどうすればいいのだろうか。
てか手を握ってたのは、ひかるの手が冷たすぎて心配で暖めてただけだし。
ひかる
突然、ひかるに名前を呼ばれた。
ひかる
まもる
何だよ、突然。
いつも三人で帰ってたじゃん。
まさか、本当に…
ひかる
まもる
なんだ。気を遣ってくれたのか。
一瞬でも本当にあの二人が想像した通りなのかと疑ってしまったのが恥ずかしくて仕方がない。
ひかる
ひかるの手が俺の目の前に伸びてきた。俺は手を取った。
まもる
盛り上がる二人を残して、俺らはそっと教室から抜け出た。
二人は俺らが抜け出したのに全く気が付かなかった。
どんだけ俺とひかるのBLの妄想に夢中なんだよ。気色悪ぃ…。
コメント
1件
解釈一致からの爆速和解、草生えたww あいりんとまひるんの“○○は受け”論争、めっちゃディープで笑ったけど、ひかるのさりげない気づかいで一気に空気変わるところグッときたな。 「気色悪ぃ…」って言いながら素直に手取っちゃうまもる、もう書かれてる側やんけw