TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

想像しながら、お楽しみください。 空穂音 心

これは、俺が中学のときの話。

もともと 実家は住んでいる俺が 言うのも何だけど割と色々あったんだ。

実家は一軒家2階建てで 家族全員が夕飯で集まっているにも 関わらず

2階から複数人の足音がしたり

自分の部屋に戻ろうと2階へ行こうしたら ちょうど直角90度になっている 廊下の壁から

顔を半分だけだして、 男の子とおじいさんがじ〜っと こっちを見ていたり

よくあった。 俺は、幼いときからそれを経験してたから 中学になる頃には”怖さ”はなかったんだ。

でも・・・

優馬

よっしゃー。一週間終わった。

優馬

学校 おもんねぇ〜。

ゆう 声でかい。
はずい。

優馬

この開放感を表すのに
声もでるだろ?

俺には、わからん。

優馬

なんでだよ〜。

優馬

あっ! 今日 研の家
ほんとに泊まって大丈夫?

かまわないよ。

優馬

じゃぁ、今日は研の家で
中学生の疲れを癒やしますか。

どーゆう意味だよ。

優馬

じゃぁ 荷物おいたら
宿題持っていくわ。

なんだかんだ言ってマジメ。
わかった。気をつけてこいよ。

優馬

じゃぁ あとで。

そして、優馬が来て俺の家族と 夕飯を終えて、俺の寝室へ。

優馬

研の母ちゃんの飯
むちゃくちゃ上手いじゃん。

そうかな?

優馬

ごちそうさまって自然に出たわ。

優馬

とこで、研の部屋…
人形多くねぇ。

まぁ、俺のもあるけど…
おばあちゃんのとかもあるからさ。

優馬

そうなんだ。
って。お前このフクロウ人形
小学生の時に
はやったの覚えてるわ。

小4の時にお母さんが
買ってくれた。

優馬

これって確か…あれだろ?
言葉を覚えたり、歌うたったり
感情表現するやつだろ?

テンション上がりすぎ。
まぁ…でももう電池切れてるよ。

優馬

だろうな。あの時は俺も…
ほしかったんだよな。

さぁ、切り替えて
先に宿題しますか。

優馬

後回しにすると
忘れてそうだし…

いや。覚えてても
やらなくなるでしょ。

優馬

違いない。

そして、俺達はその日出た宿題に 取り掛かった。 これから15分ほどたった頃

優馬

なぁ…研…

うん。

優馬

あのフクロウの人形
電池切れてるんだよな。

そのはずだよ。
どうした?

優馬

さっき…あのフクロウさ…

うん。

優馬

瞬きしたんだけど。

まぁ、もともとそんな機能
もあったし、
電池の接触の関係だろ?

優馬

ぁぁ そうゆうことか…
納得。

それからはスムーズに宿題をし、 おもいっきりゲームで楽しんだ。

優馬

さすがに眠たくなってきた…

もう11時だし、寝よ。

就寝。

優馬

研…おい。
研…起きろって…。

ん…ん…

優馬

研…起きろ。

ん…なに…? どうした?

その時、時間は2時30分 くらいだったと思う。

優馬

ほんとにあのフクロウの人形
電池切れか。?

優馬は人形を指差しながら言う。

もう5年も前だし…
電池切れてから
遊ばなくなった
はずだから間違いないよ…

優馬

じゃぁ…さ
なんであんな歌ってんの…?

はい…?

優馬が話し終えると、確かに聞こえた。

パパパパーン パパパパーン パパパパン パパパパン パパパパン

なんで?

そして、その声は最初小さかったのに だんだん大きくはっきり聞こえてきた。

とりあえず電気を付けると

優馬

確実に動いてるぞ。

うん。

優馬

口動いてるし。

うん。
とりあえず電池抜くわ。

優馬

だな…

人形をとり、電池パックを開けると…

どうゆうことだよ。
なんで、なんで

電池入ってないのに喋ってんだよ。

優馬

研 それだけじゃないぞ。
電源OFFになってる。

それが?

優馬

仮に電池入ってたとしても
動いたらおかしいだろ?

”フフフフフ…キャハハハ…”

その声は明らか人形の声じゃなかった。 俺も…優馬も…ただ固まる。

優馬

と…とりあえず”それ”
別のとこに置こう?

だな…

それは、寝室の前の廊下に 一時的においた。

それから…俺達は…寝れるわけもなく ひたすらゲームをした。

月曜日 学校にて

どうした?急に…

優馬

あのさ…迷ったんだけど
一応伝えるわ。

なにを?

優馬

フクロウの人形が喋った後
廊下に置いてゲームしたろ?

うん。
怖かったからな。

優馬

あの時、研ちゃんと扉を閉めた。
それは…俺も…見てたから。

優馬

なのに勝手に開いて…ゲーム中
ずっとフクロウの人形

”こっちを見てたよ。”

そう聞かされた時
俺も…優馬に伝えました。

実は、そのフクロウの人形
あのお泊りの日以来
廊下においた人形が

どこにもないんです。

両親にきいても知らないと…

いったいどこへ
行ったのでしょうか…

今回のこの話。ある部分が私の体験談。 それをベースに怖い話を構成してみました ”はじめの語りの部分”と ”電池がないのに喋った”事については真実 信じるかどうかはみなさんが お任せしますね。 みなさんが楽しめたなら それが一番の幸せです。 空穂音 心

この作品はいかがでしたか?

153

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚