ココ
とりあえず!
ココ
まずはこの数をなんとかしよう
竜胆
まぁ.......そうだな
蘭
でも〜
蘭
わざわざ夢に出てきてまで残すって事は、過去に同じような事言ってるんじゃない?
ツクシ
昔にも?
ツクシ
うーーーーーーーん....
鶴蝶
なんか、遺書とかなかったのか?
ツクシ
遺書、、
ツクシ
先生が好きって書かれた手紙ならあったけど....
春千夜
.......
鶴蝶
.......それだけって、なんか不自然じゃないか?
マイキー
.......?
ツクシ
不自然?
鶴蝶
だって、そんなにツクシとか仲良くて、手紙書く余裕あったのに
鶴蝶
三途の事だけって
春千夜
だけってなんだ!💢💢
ココ
ピリピリすんなって
ツクシ
....他にも何かあったって事?
鶴蝶
例えば、
鶴蝶
もう1枚手紙があった.......とか
ツクシ
!!
蘭
ありえるかもね..
マイキー
ツクシ、その手紙はどこにある
ツクシ
.......もし本当に2枚目があったなら
ツクシ
学校のユズの机の中かな
春千夜
学校か.......
ツクシ
でも、私が転校した少しあとに
ツクシ
あの学校は廃校になって...
竜胆
関係ない、車出すぞ
ツクシ
!
鶴蝶
そうだな
ツクシ
.......(優しいとこもあんじゃん)
春千夜
着いたぞ、降りろ
蘭
おう
ツクシ
うわっ((ヨロッ
竜胆
ポス))あぶねーな
ツクシ
あぁ、ありg
竜胆
降りるぞ、重いから早くどけ
ツクシ
は?ガチで1回死んでこい
マイキー
こんな時に喧嘩するな.......
ココ
うわ、ホコリやば....
春千夜
(懐かしいな、ここ.....)
鶴蝶
廃校だからな
マイキー
.......
春千夜
首領!大丈夫ですか!
蘭
ヤク中うっせーぞ
春千夜
はぁ!?
話しているあいつらを通り抜けて
私はユズの席まで走った
竜胆
ツクシ?
ツクシ
((ゴホゴホッ
ツクシ
(クソ、ホコリが....)
竜胆
ほら、マスク
ツクシ
.......ん
私は受け取ったマスクをつけ
ユズの机に手を突っ込んだ
そして
ツクシ
!!!!
春千夜
何かあったか!?
ツクシ
.......あったよ
ツクシ
「2枚目の手紙」
私は、隠されたもう1枚を見つけた
マイキー
!
鶴蝶
何か書いてあるか!?
ツクシ
.......
震える手を握りしめて手紙を開いた
ツクシ、この手紙は 捨てられる可能性が あったので、あんたには 別の手紙を 用意しました。 41、106
ツクシ
別の、手紙.....?
蘭
捨てられる可能性って.......
ココ
ていうか、この数字ツクシが言ってたのと同じじゃねぇか!
鶴蝶
まじだったのか....
春千夜
ユズがそこまでして伝えたい事があるって事だな.....
ツクシ
なんだろう、この数字.....
マイキー
.......!!
蘭
?マイキー?
マイキー
....暗号だ
ツクシ
暗号?
マイキー
そうだ、ポケベル暗号
鶴蝶
初めて聞いたな
ココ
そんなんあんのか
ツクシ
その、ポケベル暗号ってやつで読むと、
ツクシ
これは、どういう意味なの!?
マイキー
.......えっと....
マイキー
4、1、1、0、6
マイキー
.......
「海で、待ってる」
ツクシ
!!
春千夜
海?
竜胆
そこに、何かあるのか?
鶴蝶
でも、どの海か分からない
ツクシ
.......ひとつだけ
ツクシ
この近くに、小さな海があるんだ
ツクシ
....ユズと、昔そこで沢山遊んだ
春千夜
.......行くぞ
ツクシ
.....うん
ユズとこの街で1番遊んだのも、
1番記憶に残ってるのも
1番笑ったのも、
ツクシ
.......着いた、
この海だった








