僕は毎日起きたら君に『おはよう』という。
重たい瞼をゴシゴシと擦りご飯の準備をする。
ご飯をよそい僕と君の前に置く。
僕は30分くらいで食べ終えたけど 君は食べないみたいだったので
『帰ってきたら、僕が食べるよ』
と、君の残りをラップで包んで冷蔵庫に入れた。
母が君宛に百合の花を送ってくれるらしいので、
その時は君の好きな林檎を一緒に食べながら眺めよう。
君ともっとお話してたかったけど、 会社に行かなくちゃ。
ニコリと笑う君を見て 『行ってきます』 と僕なりの爽やかな声で言った。
さくしゃ
主人公の僕は交際中の女性と生活していました。
さくしゃ
しかし作中での女性は既にお亡くなりになっています。
さくしゃ
主人公視点で進んでいるので、分かりずらかったかも知れませんが、
もう一度読み返してもらうと、きっと所々に死者を弔う行為があります
もう一度読み返してもらうと、きっと所々に死者を弔う行為があります
さくしゃ
読了ありがとうございます。