放課後。 たまたま廊下でぼっちでスマホいじってるたくぱんを見つけたから仕方なーく山田が後ろからドロップキックして一緒に部室に来たワケなんだけど ..
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わざと近くにいるたくぱんに聞こえるように山田は叫んだ
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スマホの液晶に視線を落とすたくぱんを邪魔するべく肩を揺す山田、するといつもとは違う、悪く言えばキモい。よく言うと照れたような感じでたくぱんが口を開いた
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「そういうことだから。」とまた視線を戻したたくぱんの肩を再度揺する
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子供のように駄々を捏ねる山田を横目にたくぱんは意地でも画面を見せたがらない。
何や。エロゲでもやっとるんか。
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どうやら心の声が口に出ててらしい、山田ってばお茶目 〜〜〜 !!
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無理矢理スマホを取り上げようとする山田の力と非力たくぱんクンの力は 認めたくないけどどうやら互角らしく。 それでも少しだけ力の強い山田がたくぱんのスマホを吹っ飛ばして そのままスマホは床に叩きつけられる。
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流石のたくぱんでもちょっとはやりすぎた、と思った優しい優しい山田はゴミドリムシくんのスマホを持ち上げる、
ついでに画面も覗こうとするとたくぱんが全力でコッチに走ってきた。
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意図せず山田にしがみつくたくぱんの姿が滑稽でもっと画面が見たくなった。
「どれどれ 〜〜 。」と 画面を覗き込むとそこには…
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はあ、と肩を落とすたくぱんを他所に俺は画面を真剣に見つめた。
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急ににやにやしながら黙りこくる俺にびびったんかたくぱんは急ながら山田の名前を呼ぶ。
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思いっきり腹部を殴られた山田はなんとなくたくぱんの頭を殴り返した
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冗談ジョーダン。と軽くたくぱんクンの頭をぽんぽん叩くと 子供扱いされたのが嫌だったのかたくぱんは山田の髪の毛をぐっと掴む
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「そーゆーゲームしてるお前が1番キモいです 〜〜〜 」とだけ言って俺は素直にスマホを返してやった。
それからは少しだけ無言の時間が続いた。お互いイライラと反省で頭がぐちゃぐちゃだったからだ。
そんな気まずい空気に耐えきれんくなった山田が徐に口を開く、
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「気にしたら負けだ、」と言いたげな表情を浮かべながら画面だけを見つめるたくぱん。
「絶対に食いつかせてやる。」という表情を浮かべた山田は耳が悪すぎて聞こえなかったたくぱんくんの為にもう一回。今度は声を張り上げて
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軽く額にデコピンを飛ばされた山田は耐えきれんくなって青白いゴミの頭をぐっと手で掴んで此方へ向けた
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たくぱんは「何が言いたいの。」という軽く軽蔑したような目で山田を睨んでくる。なんなんコイツ。
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面白く無くなって山田はぱっと手を離した。すると鬼の速さでたくぱんは画面に視線を戻した。ホンマになんなん。
山田は軽く咳払いをし、ばっ , とたくぱんの前にしゃがんだ
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ぐぐっ、とスマホを持っている手を掴み 無理矢理目を合わせようとする山田を睨むたくぱん。
仕方なし。ーー
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真剣な眼差しで此方を見るたくぱんに 俺は冷や汗をかいた。
は、え、俺なにされるんーーー???
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「するんでしょ?ポッキーゲーム。」と山田の鞄からポッキーを奪い取ったたくぱんは言った
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先ほどとは立場が物理的に逆転して 壁側に子供のようにだらんと座りながら目を瞑り、口を開ける山田を見て俺は不覚にも可愛いと思ってしまった。
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今ならどれだけ見つめても ちょっかいを掛けても何も言われない。これ今俺超有利なのでは?
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少し開いた脚の間に置かれた手を床にぺちぺち叩きつけ 催促をする山田に俺は「はいはい、」と適当に返事をして袋からポッキーを取り出した。
乱暴に袋に手を突っ込むと折れすぎてもうほぼ限界を留めていないポッキーが数本指に触れ、改めて山田の鞄の汚さを痛感した。
ボロッボロなポッキーの中でもまだましな長さのポッキーを持って 改めて山田を見つめる。
「…指、入れたらどうなるんだろう。」
不意にその言葉が頭をよぎった頃にはもう遅かった。
俺のゲームの連打により無駄に鍛えられた細長くて白い指が山田の口の中に入る、
同時に ポッキーではないナニカを口に入れられた山田は驚いたように目を開けた
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俺の指を噛もうとしてくる山田にせめて何か抵抗をしようと思ったが なにも浮かばなかった為、「噛まないで。」としか言いようがなかった。
何故か素直にその申し出に同意してくれた山田は軽く涙目になりつつも 抵抗はしない、いつもこうならいいのに。
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とうとう苦しくなったのか 山田は俺の手を掴み無理矢理俺を投げ飛ばした
最初からそうすれば良かったのに、何故…と少し考えを巡らせたが 童貞脳すぎる俺からしたらもうそれは好意でしかなくて、その好意に目を背けたくて 俺は大人しく床に投げ飛ばされる
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俺はだらだらと唾液が口から溢れ出る山田をじっと見つめる。そんなこともお構いなしに山田は何度か嗚咽を繰り返した。
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苦しそうに肩を上下させる山田が見てられなくて。俺は軽く山田の肩を叩く。
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息を切らしながら山田は必死に此方を睨んでくる。少しだけこの絵面に興奮したのは山田の逆鱗に触れそうなので言わないでおく。
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少しずつ呼吸を整える山田の肩に俺は手を置き、ぐっ。と体重をかけ、乱暴ながらキスをした。
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もう秋なのにクーラーがガンガンに効いている部室が寒いのか、急のことで驚いているのか山田の手が震えていたので 俺はぎゅっと身を寄せ、自然と恋人繋ぎになる形で山田の手を握った。
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「うるさい。」とだけ言って俺はまた キスを再開した。
いつかのゲームかアニメで見た、「ディープキス」がしてみたくなった。
今日に舌先で山田の唇をなぞると 「ぁ… っ、」 という間抜けな声と同時に口はあっさり開かれた。
慣れないキス、しかも初めてが山田。
最悪なシチュエーションではあったが 俺は止まらなかった。
山田の口内を弄るように舌を動かす。
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舌が動かしづらい以上、多少滑舌が悪くなったが 山田は素直に舌を出してくれた。
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なんだ、やけに素直だな。と思った俺は山田が素直なうちに。と思い 山田の舌の近くに自分の舌を伸ばした、
そのときだった。
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山田の舌が俺の舌に巻き付いてきた。
そういうことだったのか…と心の中で後悔を叫びながら俺は山田に身を委ねた。
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山田はにやりと笑い そのまま俺をもうすっかり秋だというのに冷房の効いた冷たい部室の床に押し倒す。
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立場が再び戻ったことより 山田がキスに慣れていたことに1番驚いた。
そっか。山田、女慣れしてたんだ。と何故か少し寂しい気持ちになった。
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山田は調子に乗って 俺の股間に膝を擦り付けた。
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必死に抵抗したが 俺よりも少し力が強い山田に俺は完全に取り押さえられていたので 起きあがろうとしたが俺はそのまま膝に強く股間を押し付けることになった。
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煽り口調でこちらを見てくる山田をじっと睨みつけるが どうやら逆効果だったらしい。
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いつもとは違う、まるで恋人に投げかけるような言葉と視線に不覚にもドキドキしてしまった。
あきた!!!^_^
コメント
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続き待ってます…🥹🥹
続き見たいです…!!
リクエストって大丈夫ですか...?