ホギャーホギャーホギャー
微かな子供達の泣き声が響き渡る部屋では
大好きだったあの人の葬式をしていたのに僕はその光景を目にしつつ、
目を見開いたまま泣いていた。
亡くなる前、僕に話しかけた君は僕の為に摘んできた花だよと笑顔で微笑んでいた。
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第1話「始まりのモノガタリ」
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雀が外で二匹で鳴いていたのを聞いた僕は目を覚ました。
父は仕事に出ているらしく、階段から降りると共に軋む音の先には妹が僕の事を起こそうとしていたそうだ。
リビングの小さな机には僕が好きなEggとサラダがのっていて、
白く綺麗に磨かれた皿がフォークと共に置かれていた。
望月 亞彩
そう言いながら妹は急いでパンを加えて家を飛び出た。
それを見送った僕は急いでご飯を食べて学校へと向かった。
クラスに入るといつもと変わらずはっかが現れた。
伊東 りつ
寝癖のまま走ってきた僕はカッコつけで漫画のように歯を見せつけながらりつにキランと光らせた。
望月 悠太
伊東 りつ
A組、人気者の笆月はモデルでたまにいない事があるが、一緒にいる友達とかがダサいとか言ってくる。
お昼になってから部活の練習があるというので練習をしに行くと、
沙也夏がマネージャーとしてアドバイスなどをしてくる。
僕達はその事を参考にし、練習に励んだ。
教室に戻る途中に長髪の子と腕をぶつけてしまい、彼女が持っていた物を落としてしまった。
望月 悠太
焦りながら謝る僕に彼女は優しく笑顔で
・・・?
と素直に答えた。
どうやら彼女は別のクラスの子だった、その後の事は僕はまだ知らなかった...
何故なら僕はその時から彼女に一目惚れをしたからだ。
コメント
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