黎 翕_ 様からのリクエスト③
RM × J-HOPE
『夫婦、始めました』
どうぞお楽しみ下さい~🌟
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
こうなったのは、2日前僕が吐いた嘘のせい。
周りの結婚ラッシュに焦ったのか、よく分からん独身ガールズが僕に言い寄って来たのだ。
好きじゃない女の子と結婚するわけにもいかず、『婚約者がいるから』と断ると
写真を見せろと言われたので、画像フォルダの1番上にあったナムジュナの写真を見せたら
なんかまたキャッキャし始めたので静かにその場を去った。
その後、独身ガールズの1人から新婚の様子を見たいと言われたので
現在の状況に至るわけだ。
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
昔から仲の良かったナムジュナも流石に渋った顔になった。
ナムジュナじゃなかったら、即断られただろうな笑
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
これほど友達に感謝した事はない。
ホソク
感謝の意味を込めて抱き締める。
ナムジュン
ホソク
僕は『親友』としての意味だったが、彼にとっての意味は違ったらしい。
ホソク
なんか僕の背中に回った手がえっちい手付きなんですけど!?
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
良くない良くない良くない良くない
なんでお前はそんな平然としてられるの!?!?
ナムジュン
ホソク
なんか急にぷるぷる震え始めたんだけどこの人。
ナムジュン
ホソク
いきなり僕を突き飛ばして部屋の隅に逃げたナムジュナ。
扱い酷くないですか…??
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュナに嫌われたのかと思って、少し悲しくなる。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
何この人…
情緒不安定過ぎない??
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
両手を広げると、変な顔された。
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
めちゃくちゃ控えめに、しかもちょびっとだけハグしてきたナムジュナ。
なんだこいつ、女性経験全くないコミュ障みたいな態度して…
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュナの首に手を回し、ぐっと引き寄せる。
えへ、このくらいの密着感が好きなんだよね~笑
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
うん、余裕あるフリしてたけど心臓バックバクだからね?
ホソク
ナムジュン
お互い怖いくらい挙動不審になりながらキッチンに立つ。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
皆さん、挙動不審なりすぎだと思ったかもしれないけどね?
今まで友達としか見てなかった人と夫婦として生活するのは緊張で死にそうなるよ!?!?
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュナが持ってきた玉ねぎを剥き、手を洗っていると
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
こいつは今までの人生で何を学んできたんだ…
ホソク
ナムジュン
ホソク
ほんの悪戯心でナムジュナに玉ねぎを千切りにしろと指示すると
包丁の上下逆に使い始めたから急いで止めた。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュナの後ろに回り、包丁を握る手に自分の手を重ねる。
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
もうこの男に料理を教えない、そう決めた瞬間だった。
ナムジュナに千切りを教えた後、春雨を茹でる。
ホソク
ナムジュン
ホソク
なんか1人で騒いでるので、手元を見ると
あれほど千切りと教え込んだのにも関わらず、ナムジュン切りという名の微塵切りにされていた。
ホソク
ナムジュン
自分がした事にも気付いてないのか、こやつ…
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
嫌がりながらも鍋に手を近づけた瞬間、ナムジュナは急に奇声をあげた。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
そう言ってナムジュナが結局持ってきたのは包丁とお箸。
…なんかもう突っ込むのも面倒くさくなってきた。
ホソク
ホソク
ナムジュン
洗面台に行き、一息吐く。
あそこまでナムジュナが料理音痴だとは…
手を洗った後、キッチンに戻ると
目玉焼きが真っ黒焦げになって可哀想な様子になっている横で
それをぼけーっと立ちながら眺めるナムジュナ。
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
明らかに落ち込むナムジュナ。
ああああ、可愛いッッッ!!!!!!!!
ラーメンと2人前の肉じゃが、デザートに小さなホットケーキを頼んだ。
多すぎだって??
のんのん、成人した食欲お化け2人組を舐めちゃいかんよ?
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
何?彼奴は動物か何かと戦ってんの??
ナムジュン
壊した!?!?
ナムジュン
バキッ
ナムジュン
今明らかにヤバい音しましたよね?え??
ホソク
ナムジュナが1人で料理を始めてから、2時間が経った。
…ん??
2時間!?!?!?
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュナが食卓に並べたのは
盛り付けはちょっと雑だが見た目は良いチャプチェ
ナムジュナが見殺しにした目玉焼き
多分卵と5センチくらいに切られたネギが乗ったラーメン
すっごいごちゃごちゃした見た目の肉じゃが(?)
割と綺麗に焼けてるホットケーキ
だが、それよりも気になるのは
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
人差し指の付け根から親指付近にかけて滴る赤い血。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
水道の水でナムジュナの手を洗い、タオルで押さえる。
ホソク
ナムジュン
棚を開け、包帯を取り出す。
ホソク
ナムジュン
ナムジュナの手を包帯でぐるぐる巻きにして、ため息を吐く。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
床に座り、禍々しい雰囲気に包まれた料理達を眺める。
なんか食べれる気がしないんだけど…
ナムジュン
ホソク
まずは、見殺しの目玉焼きをナムジュナの口に突っ込む。
ナムジュン
ホソク
にっこり笑顔で言うと、ナムジュナは何故か半泣き状態になってた。
え、なんで??
ホソク
ナムジュン
あっという間にチャプチェを食べあげ、次はラーメン。
時間的にまだ伸びてないと思うし、卵らしきものも良い感じに美味しそうだ。
ホソク
ナムジュン
ラーメンを思いっきり啜り上げると
すぐに違和感が口の中に広がった。
ホソク
ナムジュン
明らかにこれ、伸びすぎだ…
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
そんなうるっうるのキラッキラな目で見れたら、うんもすんも言えなくなっちゃうよね
ホソク
ナムジュン
あ、言えたわ
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
下を俯いて、膨れっ面をする。
ナムジュナが心臓破裂しそうなくらい悶絶してたのも知らずに。
ナムジュン
ホソク
肉じゃがのじゃがいもを口に入れた瞬間
全く噛めない事に気付くのに2秒は掛かった。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
こいつはラーメンと肉じゃがの煮込み時間を間違えてるんじゃないか??
ホソク
ホソク
ナムジュン
なんとなくどうなってるのかは予想ついたけど、最後の希望にかけて。
一口大に切ったホットケーキを食べた。
ホソク
ナムジュン
予想的中
ホットケーキは完全に生焼けだった。
ホソク
ナムジュン
三途の川が見え始めた頃でご飯を終え、僕達は掃除をする事になった。
ホソク
ナムジュン
2人でワイパーを持ち、掃除する。
ナムジュナの部屋に入ると、彼の匂いがした。
いや、そういう変態的な意味じゃなくてね? ただ単にいい匂いってだけだからね??
ホソク
彼の机には、僕とのツーショット写真が額縁に飾ってあって
なんだか凄く照れくさい気持ちになった。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
冗談のつもりで言ったのに
めっちゃ動揺し始めたから困ったよねって
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュナがそう叫んだ時
バキバキッ
ホソク
ナムジュン
ホソク
あの頑丈なワイパーが折れた。
しかも綺麗に90度だったようん
ホソク
ナムジュン
折れたワイパーをそこら辺に投げ捨て、雑巾がけをする。
途中でレースする事になったんだけど、それが問題だった。
ホソク
ナムジュン
自分のレーンを滑っていると、急にナムジュナがコースアウトしてきて
見事俺らは壁に激突した。
ホソク
ナムジュン
ホソク
なんだかんだで雑巾がけは終了し、次はワックスを塗る事に。
これも嫌な予感しかしないんだけどなぁ…
ホソク
ナムジュン
ホソク
とりあえずスマホで調べたやり方でかけていくと
綺麗なフローリングになった。
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュナがいる玄関側に行くと、なんか産まれたての子鹿みたいにぷるぷるしてた。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュナを救出しようと1歩踏み出した瞬間
僕の視界は天井を映した。
あ、終わった
絶対頭打つタイプじゃん
痛みに耐えようと覚悟したのに
ドンッ!!
ホソク
目を開くと、ナムジュナの顔がドアップであって
体勢からするに、いわゆる『押し倒された』形になっている。
でも、何故だろうか
いつものように抵抗する気分にはならなくて
むしろこの状況が続けばいいのに、と思ってしまった。
あ、やばいな僕
完全に堕ちちゃった感じじゃん
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュナは、顔を真っ赤にして俯いた。
可愛いな、もう笑
ホソク
ナムジュン
歩くと滑るので、這いながら進む。
なかなか変態的な行動だな…
ナムジュン
ナムジュン
僕らの間に恋が芽吹いた事も、お互い知らずに
就寝時間が訪れてしまった。
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
単純にお化けとか出たら怖いからだけどねㅎㅎ
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
なんか頭抱えて唸り始めたんだけどこの人。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
僕を壁側に、2人でベッドに入る。
電気を消して真っ暗闇の中、肩を合わせてる訳なんだけど
これが意外とドキドキなんだよなぁ…!?!?
ホソク
緊張のせいで息がしずらくなり、壁側を向く。
彼の体温が伝わってきて眠くなってくる
…はずないだろおい!!!!!!!!!!
こちとら口から心臓出そうだし、なんなら意識飛ばしかけてるからな!?!?
ナムジュン
ナムジュナの軽いため息(?)でさえも、好きの材料になる僕は末期だと思う。まじで。
彼が動く度に、ベッドのスプリングが音を立てる。
あー、えっちいな、、
え?何がって??
うーん、なんかそういう音ってえっちいじゃん?
それは僕だけとか許さないからね????
ナムジュン
ホソク
やべぇやべぇ、低い声やべぇ好き
ナムジュン
ずっきゅーんッ………
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
軽く、本当に軽く言い放った。
僕の気持ちも、ほんの少し交えて。
ナムジュン
ホソク
やっぱり、ナムジュナと居ると落ち着くな。
もう夫婦とか、そんな枠に囚われないで
単にナムジュナが好きなだけなんだよなぁ…ㅎㅎ
そんな事、絶対本人には言わないけどね。
1人で色々考えてたら、いつの間にか重い瞼は閉じていった。
ナムジュン
ホソガはこちらを向いて、丸まりながら可愛い寝息を立てていた。
ほんと、なんでこんな可愛いのかな
彼のふわふわした髪の毛を撫でると、手を取られて
自分の頬に当て、安心したように笑った。
…………寝てるんだよな????
ナムジュン
相変わらず寝息を立て、寝ている。
その時思った事は
ホソガは俺以外の男と寝かせない
…なんて、かなり痛い台詞だ。
でも、こいつだけは誰にも渡したくない。
上辺だけの、夫婦関係なのに
本気になってしまう俺が怖かった。
ナムジュン
優しくホソガを抱きしめ、眠りに着いた。
ナムジュナと夫婦生活を始めて数週間。
やっとお互い落ち着いてきた頃に
事件は起こった。
ソクジン
ジミン
ナムジュナの先輩、ソクジンさんと
僕の後輩ジミナを加えて、4人で昼ご飯を食べる事になった。
ソクジン
ナムジュン
ソクジン
ナムジュナ、この人も家に上げてたんだ。
2人で、何してたのかな
キスとか、ハグとかしてたら、やだな
僕には嫉妬する資格も、権利もないのに
どんどん不安が募っていく。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ソクジン
ナムジュン
また2人が並んで楽しそうに話してる。
嫌だな、嫌だな
なんだか2人の方が夫婦っぽく見えるじゃんか
ナムジュナと夫婦なのは、僕なのに
僕のナムジュナなのに。
湧き上がってきた醜い感情は、止まる事を知らない。
ふつふつと募った嫉妬は、僕のオーラを変えたんだろう。
ジミン
ホソク
ジミン
ホソク
ジミン
ジミン
ホソク
ジミナが取り出したのは、僕が1番好きと言っても過言ではないくらいのお菓子で
ホソク
ジミン
ホソク
いつものスキンシップとして、彼を抱きしめる。
ホソク
ジミン
糸目でニコニコ可愛らしく笑うジミナ。
ほんと僕の癒しだわ…
ソクジン
ホソク
4人で他愛もない話をしながら、お食事は終わった。
ソクジン
ジミン
ホソク
2人に手を振り、ゆっくり玄関のドアが閉まる。
それと同時にまた複雑な思いが込み上げてきた。
あれ、僕ってこんなに面倒くさい男だっけ
なんだか耐えきれなくなって、買い物に行くと伝え外に出た。
ホソク
どうして僕はいつもこうなんだろう。
僕の想いは一方通行なんだから
我慢しなきゃ、ダメだ。
彼にとってこの関係は上辺だけなんだから
僕も早くこの恋を忘れ、なきゃ。
そう自分に言い聞かせれば言い聞かすほど、辛くなった。
ホソク
ホソク
涙を拭い、鼻をすする。
すると奥から誰かが歩いてきた。
ナムジュナかと思ったが、明らかに体付きが違う。
男
ホソク
男
ホソク
ホソク
謎の男から逃げようと、ベンチを立ったけど
腕を掴まれて、逃げられなかった。
ホソク
男
男
ホソク
抵抗すればするほど、強く引きずられて腕が痛い。
誰か、助けてッ…
ホソク
ナムジュン
ホソク
登場の早さに頭が追いつかない。
なんで、ここにいるの??
男
ナムジュン
男から僕を引き剥がし、肩を抱いた。
ナムジュン
ホソク
これまでにないくらい、胸が苦しくなった。
男
人妻って言い方は引っかかったけど、男はどこかへ行ってしまった。
ホソク
ナムジュン
ホソク
そのまま家に連れていかれ、玄関に入るなり僕を力強く抱き締めたナムジュナ。
また、胸が高鳴る。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
言っちゃいけないって体が叫んでるけど
心は全て吐き出したい、と泣いていた。
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
言い終わっても、ナムジュナは黙ったままだった。
その沈黙が僕には怖かった。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
嬉しすぎて、ナムジュナに思いっきり抱きつく。
勢いでそのまま倒れ込んだが、気にしない気にしない
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ばっきゅぅぅんッ…
好きが、溢れる、、
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
叫ぶナムジュナの綺麗なお口に、キスを落とす。
ナムジュナはお目目ぱちくりで、固まっていた。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
改めて言われると、なんだか恥ずかしくて
でもそれでも、めちゃくちゃ幸せだ。
ホソク
ナムジュン
ふざけ合って、笑い合って、抱き締め合って、愛し合って
そうやって僕らは『夫婦』の道を進んで行った。
Fin .
コメント
49件
こんなん、、、、好きに決まってんじゃぁねぇかよぉぉぉぉぉぉぉ!!!(心からの叫びごめんなさい)
ナムジュン、好きです結婚してくださi((殴 てか、あの男と人はほびのことタイプではないってどういうこと? 頭いかれてんのかな💢😁
ずっきゅぅぅぅぅんクサズ最高