赤 嫌われ 。

俺 が そう言った瞬間 、 なんとも言えない 沈黙 が走る 。

急に 黙り込んだ 黒 先生 の 顔を そっと 覗き込む 。

けれど 表情 から 先生 の 気持ちは読み取れない 。

真剣 に そう伝えてくる 黒 先生 に 胸がじんわりと熱くなる 。

これが 感動 と 言うものなのか 、 愛すら感じたことな無い俺には

到底 分からなかった 。

そう 黒 先生 に 言われた後 、 色々な 機会で検査をされ 、

無事に 病院 を 出た 。

大きく 息 を すると 、 自然界 の 綺麗 な 空気 が入って来る 。

久しぶりに 吸った から だろうか 。不安だった 思いも 次第に消えてゆく 。

そんな 清々しい 綺麗 な 時間を 、

突然 、 大嫌い な 声 で ぶち壊された 。

申し訳なさそうに 眉毛の 端 を 下げている 。

そんな事 思うなら着いてくるなよ （（

あぁ 、 めんどくさい 。

どうせ 本当 の 事を知っても 真剣　に 立ち会ってくれないくせに 、

突然 肩を 捕まれ パニックになる 。

やば ｯ 、 過呼吸 …っ 、

うん 、確かに そうなるよね 、普通は

けれど 黄 兄 は 、 しっかり者 な だけあって 、

動揺 しながらも 、 背中 をさすりながら

人気のない 場所へ 誘導してくれた 。

それからも 、落ち着くまで

心配 そうな 顔 を しながら 見つめてくる姿が

少し … 、 嬉しかった 。

続 く .