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初めまして、ひよこぱんです。
自己紹介欄らしきことが思い浮かばないのでとりあえず……水受けを書く人だと覚えてください(雑)
※注意※ BL、not 夢 nmmn 通報❌
桃水です。
ザァァァ……
h
はぁぁ～～……やばっ！
h
こんな土砂降りになるとか聞いてないんですけど！！
ダンスレッスンの帰り
天気予報を見ないで外へと出たらばちこり当たった。え、僕運悪すぎん？？
h
このまま帰れるかな……
心做しかどんどん強くなって言ってる気がする……
あれ、ほとけっち？？
h
……？
この声は……
N
…やっぱいむじゃん！こんな雨の中何してんの！？
h
な、ないちゃぁ～ん…！
N
うわびしょびしょ…
N
大丈夫…？
h
んん……ありがと
すぐさまポケットの中からハンカチを取りだして僕を拭いてくれた。
さすが気の利く社長
N
も～……傘もささずにこんなところに突っ立ってるとか……
N
もしかして…まぞ？
h
は？
h
違うから！！
h
今日はたまたま傘忘れちゃったの！
N
いや……だとしても近くのコンビニ駆け込んでビニール傘とか買ってくればよかったんに……
h
僕……そんなお金持っていてない…（☆）
N
バカか！
h
あだっ、
ないちゃんは僕の頭をぽん、と叩いた。
何も叩かなくていーのにぃ……
N
それでいむが風邪ひいたらどーすんのさ
ないちゃんは僕の目を真剣な目で見つめてくる。
h
えｯ…？そ、それはー……
N
……これでも心配してるんだけど。
h
へ？
N
今日、ダンスレッスンが終わってさ
N
ほとけっちが急に抜け出しちゃうから…
N
俺らとあんまり一緒にいたくなかったのかなー…って。
h
！
ないちゃん……
N
ま、まぁ！用事があるんかなぁって話で収まったけどね！？
h
……
僕が早く抜け出したかった理由は……
h
じ、実はさ……
N
ん？
h
この前、ないちゃんの周年があったでしょ？
N
あー、うん。あったね
h
その時、僕から何もあげられなかったから……
h
これ、買ってたの。
N
へ…？
僕は自分の背負っていたリュックの中からひとつの袋を取りだした。
h
ほんとは、家凸しよーかも迷ったけど
N
え、これ……
N
ずっと俺が欲しがってたピアス…？
h
う、うん……
h
ご、ごめんね！こんなものしか上げられないんだけ……っ！？
謝ろうとした瞬間
僕はないちゃんとキスをしていた。
N
……可愛いことしてくれんじゃん
h
ん……//
h
ここ公共の場なんですけど！？
N
どーせ雨でわかんないよ
h
いやわかるって！！
N
そんなことよりさ、
ぎゅっ、
N
ありがと、俺のために。
h
！……や、でも大したものじゃ……
N
ほとけっちが俺のために考えて買ってくれたことに、意味があるんだよ？
h
へ、ぁ…っ
N
…大好き。
h
ぼ、僕も…っ//
それから一緒にないちゃんちに帰ったんだけど、ピアスめっちゃ似合ってたんよね…
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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