森の奥から凌と雛が歩いてくる姿が見える。
涌井 明里
柳家 克樹
桐山 凌
森坂 雛
涌井 明里
涌井 明里
柳家 克樹
桐山 凌
桐山 凌
柳家 克樹
桐山 凌
写真を撮ることを忘れたってことは
何か二人の間にあったのかな……
モヤッと心が曇る。
涌井 明里
柳家 克樹
志保 優成
水木 光
2人は森の中を進んでいく。
志保 優成
志保 優成
光は優成の袖をクイッと引っ張りながら進んでいた。
志保 優成
水木 光
水木 光
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
そして2人は神社へとやってきた。
志保 優成
志保 優成
水木 光
水木 光
水木 光
志保 優成
光はスマホをポケットから出し、神社の写真をカシャっと撮った。
水木 光
水木 光
水木 光
水木 光
先程優成が立っていたところに、優成がいなくなっていた。
水木 光
水木 光
水木 光
光はキョロキョロとあたりを見渡しても優成はいない。
ヒュゥウウ〜〜
と、冷たい風が光の頬を撫でる。
水木 光
その頃、優成は木の影に隠れ光の様子を伺っていた。
志保 優成
志保 優成
志保 優成
水木 光
水木 光
水木 光
志保 優成
水木 光
水木 光
志保 優成
志保 優成
志保 優成
優成がガサリと音を立て、木の影から出ようとする。
水木 光
光はその音に声が出なくなるほど驚いた。
志保 優成
そして光はダッ…と神社の方へ逃げていってしまった。
志保 優成
志保 優成
志保 優成
優成は神社の裏へ足を運んだ。
志保 優成
志保 優成
すると神社の壁にもたれかかって、うずくまっている光の姿があった。
志保 優成
志保 優成
水木 光
優成が呼んでも、光はうずくまり、俯いたまま。
志保 優成
志保 優成
優成が光の方へ手を伸ばす。
光はその手を掴むと、グイッと自分の方へ引き寄せた。
志保 優成
光は優成の胸の中で、ガタガタと震えはじめた。
志保 優成
水木 光
志保 優成
キャプテン…だって?
もしかしてコイツ、俺のこと菊池さんと 勘違いしてんのか……?
水木 光
光は優成の首に手を回し、ギュッと抱きついた。
志保 優成
バカじゃねーの?
キャプテンがこんなとこまで助けにくるわけないし
何でこいつはいつもキャプテンキャプテンなんだ
志保 優成
水木 光
ああ、わかったよ
光
今だけ"キャプテン"になってやるよ
優成は光のことを包み込むように、ギュッと抱きしめた。
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
何が「ふふ」だ
満更でもない声出してんじゃねーよ
どんだけこいつはキャプテンのこと__
志保 優成
なんで俺はこんなイライラしてるんだ
ムカつく
なんか、すげぇムカつく
水木 光
水木 光
志保 優成
優成は光のことを抱きしめる力を強くした。
水木 光
このまま、
こいつを抱きしめていようかな
キャプテンのところになんか
戻らせてやらない
この時が一生……
止まればいいのに__
志保 優成
志保 優成
志保 優成
優成は慌てて光を突き放した。
水木 光
志保 優成
優成と光はパチッと目が合う。
水木 光
志保 優成
水木 光
水木 光
志保 優成
光は慌てて優成から逃げように去ってしまった。
志保 優成
志保 優成
優成は真っ赤に染まる顔を歪ませた。
志保 優成
志保 優成
志保 優成
志保 優成
志保 優成
何が「裏切らない」だよ
めっちゃ裏切ってるじゃねーか
俺は最低だ
裏切らないと誓っておきながら、
俺は__
志保 優成
こんな気持ちで光の親友なんて名乗れない
光は俺のことを信じてくれているのに
俺は……
俺は君を信じるほど
君のことを知ろうとするほど
君と一緒に過ごしていくほど
君の魅力に惹かれていく
俺は…光のことが__
志保 優成
コメント
2件
続きが気になりすぎる!
この終わり方良すぎる〜〜〜