〇〇
七瀬の家はここなんだけど…
平野紫耀
廉の家からめっちゃちけえじゃん
髙橋海人
てかなんで廉にそんな執拗なわけ?
〇〇
わかんない。今までそんな素振り出さなかったから
ピンポーン
平野紫耀
おーい!
髙橋海人
ちょ、しょう!勝手に!
平野紫耀
不法侵入してねえけど
髙橋海人
そういう意味じゃねえから。。
〇〇
廉!廉!
永瀬廉
菜月!
しっかりと廉の声は返ってきた
平野紫耀
あけろ!
髙橋海人
警察呼ぶぞ!誘拐の件で
するとバタバタ近寄ってくる音が家の中から聞こえてドアは勢いよく開いた…
永瀬廉
〇〇…
〇〇
廉…大丈夫?
廉は上半身だけ裸にされていて驚いたけど…今はそれどころじゃ
平野紫耀
なんでお前裸なんだよ!
髙橋海人
声でけえよ
平野紫耀
関係ねえだろ!
〇〇
なんで服脱がされ…
永瀬廉
西野が…いきなり…
髙橋海人
警察…
七瀬
菜月…
私達が話していると雰囲気が豹変した七瀬が家から出てきた。
七瀬
呼んだら廉を殺すわよ!
永瀬廉
は!?やめろや!できるわけないやろ
七瀬
いや、できる。私の家お金持ちだし
廉呼び…
平野紫耀
は!?
七瀬
いくらでも雇って殺させる
髙橋海人
好きな男殺したいのかよ?お前サイコパスじゃん
七瀬
私に振り向いてくれないなら殺してあげる。
永瀬廉
……はぁ…はぁ
私に対していつも上から目線な廉が気を乱していて 私も気が気じゃなかった。
七瀬
警察呼んだら許さない。警察に罰せらるより廉殺した方が早くすむでしょ
平野紫耀
俺が許さねえよ。
髙橋海人
あぁ。とにかく今日から俺の家に泊まらせるから。
七瀬
はぁ?
〇〇
七瀬…なんでそうなったの?
七瀬
…。入学してから廉に一目惚れしたの。あれから〇〇と付き合ったって知って〇〇に近づいた。
七瀬
でも廉は私には興味0。せっかくお見舞いに行っても無愛想
髙橋海人
当たり前だろ
七瀬
あ、、そうだ!〇〇!
永瀬廉
〇〇に近づくな!
七瀬
え?
永瀬廉
〇〇に近づいたら俺がお前を殺す。
平野紫耀
…おい、そんなこというなよ
永瀬廉
それくらいの覚悟や!当たり前やろ!
七瀬
そんな…覚えときなさいよ
そういい七瀬は廉から脱がしたシャツを強引に投げ捨てすごい勢いで玄関のドアを閉めた
髙橋海人
なあ〇〇
平野紫耀
頼みがあるんだけど。
〇〇
なに?
平野紫耀
また廉と暮らしてあげられないか?
〇〇
え?
永瀬廉
俺。〇〇がそばにおらな気が狂う。一人暮らしも不安やし〇〇が一緒やないと寝れん
〇〇
そっか…
平野紫耀
さっきは海人が出任せで言っただけで西野の前で言うとやばいからわざとそういったんだよな
髙橋海人
そう!で、、〇〇いいかな?
〇〇
うん。
永瀬廉
良かった〜幸せや。
髙橋海人
あ、そうだ。〇〇。廉また痩せちゃったからうまい飯でも作ってあげて
平野紫耀
そう。カップラーメンとか出前ばっかりだから。てかカップラーメンすらまずいんだよ?
〇〇
え!?
平野紫耀
しかもね〇〇がいつ来てもいいようにパジャマと下着と歯ブラシとタオルと食料満タンにしてるから
髙橋海人
そうそう!料理できないくせに食材が豊富なの
永瀬廉
ちょ!いうなって!
〇〇
追い詰めてごめんね…
永瀬廉
ええよ、俺の方こそ
平野紫耀
じゃあ今日は〇〇ありがとう。
髙橋海人
また明日ね
永瀬廉
うん、ばいばい!
永瀬廉
あーー!なんか久しぶりに〇〇と一緒に暮らせる
〇〇
言ってまだ2週間とかでしょ
永瀬廉
いや長かったわ!死ぬかと思った
〇〇
てか部屋綺麗じゃん。
永瀬廉
散らかす余裕もないわ
〇〇
意味不明。(笑)
永瀬廉
てか一緒に風呂入らへん?
〇〇
あ、そうだよ。廉大丈夫?七瀬になんかされてない?
永瀬廉
服脱がされただけで。
〇〇
キスとかなんか他には
永瀬廉
キスはさせんかった。
〇〇
そっか。。
永瀬廉
まあ西野には二度と会いたくないわ。
〇〇
無理はないよね
永瀬廉
でもな、〇〇の匂いがあいつにかき消されたから、〇〇でいっぱいになりたい
〇〇
え?
永瀬廉
今日な、ヤられそうになったんよ
〇〇
え!
永瀬廉
俺がせき止めたからとりあえずは上脱がされたり首舐めてきたり耳舐めてきたり
〇〇
うん、、、
〇〇
七瀬には殴ったりしたの?
永瀬廉
したで、抵抗やけどな。
〇〇
そっか。。。
永瀬廉
キスしてええ?
〇〇
廉が安心するならいいよ…
そういうと廉が溜まっていた何かを発散するようにベッドに強く押し倒し秒で覆いかぶさった。
永瀬廉
キス…だけやと思った?
〇〇
うん。。
永瀬廉
やっと〇〇を連れ戻した。。
〇〇
え?
熱い夜を迎える直前の廉の笑顔には 夏らしからぬ寒気を感じた。