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ヒビキ
カゲ
あの日あんなことがなければ 俺もあんな風にヒビキ達と笑って 平凡な毎日を過ごしたんだろうか。
いや、あの時大声を出さなければ…… ヒビキを俺より前に 何かの手段を考えていかせてたら……
ヒビキ…シロウ…。 お母さん、お父さん……ヒカゲ…。
ごめんなさい どんなに後悔したって 戻ってこないなんてことは 分かってる。
だけど、俺は弱いから 諦めきれてないし、 向き合えてなんかない。
正直、
死にたいぐらい辛い 復讐がおわるまで 死んじゃだめだけど、 .............そもそも死なねぇと。
今の俺すっげー暗い顔 してんだろうなー。
カゲ
昨日夢見悪かったせいで朝起きれなかったから まぁ仕方ない………… 最近、ホント寝れねぇな。 まぁ深く寝れた試し何て あの日から一度もないんだけど。
昨日の夢は…………
こわかった
ヒサとシディが死んじまって 俺だけ生き残って、また、 身近な人が死んでいって
最終的に俺が一人になる夢。 いつか実際に そうなっちまうんじゃねえかって。
あ、やっべー…………。
考え事に夢中して太陽浴びすぎたかも…………
カゲ
走っていくか。
終わり ~第三話~に続く