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鎹鴉
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
雑談しながら目的地へと向かう二人。 彼らは年相応に笑っているが柱レベルの実力を持っている。 あくまで継子という立場に収まっているだけだ。
鬼
鬼
初兎
ほとけ
シィィィ…
二人の呼吸音が聞こえる。
鬼
鬼が煽るも決して呼吸音がやむことは無く、血鬼術を放った。
鬼
ほとけ
ほとけ
刀を抜く。
ほとけの粗目雪のような細かい斬撃が、鬼の血のような血鬼術を切り刻んだ。
鬼
鬼は今までこの血鬼術が破られることがなかったから困惑しきっている。 今だ。
初兎
初兎
ザンッとした音が静かな森に響く。 頸は豆腐のように一瞬で切れた。グチャリと不快な音を立てて頸は落ち、灰と化す。
鬼
初兎
ほとけ
鬼が完全に消滅したのを確認し、二人は夜の闇へと消えていった。