『』←テヒョン
「」←○○
その他は絵文字かその時に説明すると思います🙇🏽♀️
👩「きゃー!!!」
👨「悪魔だぁー!!悪魔が出たぞぉー!!!」
『ふふっ…さあっ…誰が一番先に死にたい…?(笑)』
👩「きゃー!!!!助けてえええ!!!」
「っ……」
👵「さぁっ…こっちへおいでっ…危ないからっ…」
「…うんっ……」
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👩「っ…悪魔はっ…いなくなっ…た…?」
👨「そうだなっ…」
👩「はあっ…良かったぁ…」
「…おばさん、おつかい行ってきますね。」
👵「ん?うん…けど、気をつけなさいね?まだ悪魔が出てから間もないから…」
「うんっ、行ってくる。」
👵「いってらっしゃい😊」
「うん…☺️」
「っ…はぁっ……もう…ここどこっ……」
『……っ…うっ……ふっ…んっ…』
「……木下に…誰かいる……? 」
「ん…?」
「っ!!……………な…泣いてるの…?」
『っ……えっ…?』
「大丈夫…?」
『なんでっ…!僕…悪魔…だよっ……?』
「知ってる…よ…」
『じゃあっ…なんでっ……!』
『僕のこと……怖くないの…?』
「っ……怖いっ…よっ…だけどっ……!」
「私は知ってる…!ほんとは、人を殺してないことも…!」
『っ……人なんてっ…殺せないよっ…!』
「そうっ…だよね…」
「人は…見かけで判断しちゃいけない」
「泣いていいんだよ。………悪魔さん。」
『っ……うんっ……!』
『ぅっ……うぅっ…』
. . .
「もうっ…大丈夫…?」
『っ……うんっ…!ありがとう…』
「何があったか…聞かせてくれないかなっ…?」
『っ……ここじゃ…寒いから…僕のお屋敷…入って』
「うんっ…!」
キィィイ…
「お、お邪魔しまーす…」
『どうぞー…』
「ひぃっ!」
「ほっ、骨っ…?」
『あぁ…ごめんっ……お母さんが…こーゆーの好きで…』
「お母さんっ…?」
『…うんっ……』
『……それも…後で話すから』
「…?………うん…」
『座ってー…』
「う、うん…」
『まず…ここの屋敷には僕しかいない。』
「そうなんだ…」
『うん。僕には、お母さん、姉さんがいる。』
『姉さんは、3人いる。』
『お母さんと姉さん達は、他の国に住んでる。』
「お父さんは…?」
『お空に逝っちゃった。』
『お父さんも悪魔だから、他の国で戦ってたんだ。』
『けど、正義のヒーローとか言う奴にやられちゃったんだ。』
『前、お母さんに言ったんだ___』
『お母さん、僕、もう戦いたくない。』
母『なんですって!?』
『だ、だって…可哀想だから…』
母『あなたは悪魔なのよ!?そんな事言ってどうするのっ!!!』
父『…テヒョンア、こっちに来なさい。』
『どうしたの?お父さん。』
父『父さんも本当はあの人達を傷つけたくないんだ。』
父『けど、もうそんな事は二度と言っちゃっだめだよ?』
『っ……はい…』
父『いい子だ。』
『なんで言っちゃいけないかはわからないけど…』
『でも、お父さんの目は真剣だった。』
『お母さんと姉さん達は、人を虐めるのが大好きだった。』
『あの玄関の骨も、傷つけた人間の肉を溶かした、本当の人骨なんだよ。』
「え……」
『僕は、そんなお母さんと姉さん達が嫌いだった。』
『でも…僕の心が正義の味方と同じような心だとしても…』
『正義のヒーローとやらがいるから、悪魔がいる。じゃなきゃこの世界は成り立たないんだよ。』
「そんなっ……」
『僕の話はこれで終わりっ!』
『次は…君の事を話して?』
「…う、うんっ……」
『あ、君の話をする前に1つ聞きたいことがあるんだけど…』
「うん?」
『なんで僕が人を殺してないってわかったの?』
「それは…皆が逃げてる時に、悪魔さんが一人で、」
「『もう嫌だ』って、今にも消えちゃいそうなぐらいの声で言ってたから…」
「しかも、攫われた人達も、全員帰ってきてるし。」
『そうだったんだ…』
『で?君のお話はっ?』
「ん?んーとね…」
「私も、悪魔さんみたいに、皆に嫌われてたの、(笑)」
「私のお爺さんが心の病気で、いつもいつも昼からふらついて、あらゆる人に、助けてくれーって言ってたの。」
「私のお母さんは離婚。浮気して出てっちゃって…(笑)」
「だけどお父さんは真面目で、戦争に行ったけど、拷問されて、お爺ちゃんと同じ、心の病気になっちゃったの。」
「その後はおばさんが私の面倒を見てくれたけど…」
「少し他人事みたいで…」
「たまに、『あなたはまともにご飯食べれていいわよね』って言われたり…」
「わからないけど、私がおばさんが良く見えるための道具みたいでやだったの…」
『そうだったんだね…』
「そう。それで、あんな人の娘だから、娘もきっと変だって言われて…」
「皆に嫌われてたの、(笑)」
『…そっ…かっ…』
「ふふっ、誰もこんな事話したことなかったのにな、(笑)」
『僕も初めて(笑)こんなに素直になれるの。』
「『(笑)(笑)(笑)(笑)』」
[−テヒョンside−]
. .
あれから僕達は、沢山話した。
けど、話してる途中でも頭の中で、遮る。
【こんな僕が、この子と遊んでいいのだろうか。】
この言葉が何度も何度も頭を過る。
けど、天使ちゃんにこんな事言ったら、
『いーのっ!悪魔さんと私は、ずっと一緒だから(笑)』
なんて言うのかな。
けど、ずっと一緒なんて、僕には通じないんだよ。
皆様こんちわえむです❗
いかがだったでしょうかッ❕記念すべき第1話❕
次回も楽しみにしていただけると嬉しいですっ😉
それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。
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良き!良き!良き!良き!良き!
続き待ってます